「小湯の上」の明治初期の製糸工場の面影伝える廃屋。下諏訪本陣の家が明治10(1876)年創業した岩波製糸場の事務所(現存・2019年現在)だった建物。寄せ棟、洋風板壁で文明開化を表現したデザインだったに違いない。この工場、製糸業の激し変換の中で早々に閉鎖となったらしく、明治26(1893)年の下諏訪機械製糸工場一覧にはその名は見えない。板塀の中に座繰糸工場があった。
背景の樹木は下社秋宮の森、道の左手は秋宮スケートリンク。
撮影場所 | 小湯の上 |
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撮影年月日 | 平成14年4月12日 |
撮影(西暦) | 2002年 |
色調 | カラー |
大きさ | 8.8*12.6 |
所蔵者 | 青木英侃 |
参考文献 | 写真が語る下諏訪の百年 29p 区制施行百年(二区) 12p |
地区コード | 小湯の上 |
管理番号 | 1517 |
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カテゴリ名 | 産業・製糸 |
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