乾いた高地の香・特産マルメロ(通称かりん)の収穫。四王の土田農園のとりいれ風景。マルメロはペルシア・トルキスタン地方の原産。江戸時代に長崎へ渡来、甲信越や東北地方で栽培され、特に諏訪地方ではかりんと呼ばれて特産品になっている。諏訪の風土に適しているのだろうか、綿毛に覆われた橙黄色の実は強い芳香を放ち、寒冷、高燥の地諏訪を象徴するような果実である。果肉はしまっていて、乾いたかみ味に独特の風味がある。薄切りにして砂糖漬けにしたり、ジャムにもする。この年の小売値は1キロ1,100円(改良種のスミルナは600円)だった。
№1122参照。
撮影場所 | 四王 |
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撮影年月日 | 平成1年10月23日 |
撮影(西暦) | 1989年 |
色調 | カラー |
所蔵者 | 市川一雄 |
参考文献 | すわ湖の町の平成元年 104p |
管理番号 | 1108 |
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カテゴリ名 | 文化・町並み |
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