旧高木温泉は湖中「カマアナ」から「かずさ堀り(車付きのやぐらを使う掘さく法)」で大正14(1925)年掘さくし、諏訪湖畔波打ち際に区民が温泉協同組合を組織、出資し共同浴場を造り引湯した。このもと区営浴場、湖の波打ち際近くにあって村民に親しまれた。この区には二つの区営湖畔浴場があり、赤彦の歌にも詠まれれて居る。その後、湯温が下がり昭和47(1972)年諏訪市境に新たな源泉を掘り家下地籍に移した。昭和30(1955)年代から湖岸の埋め立てが行われ、湖畔の旧高木温泉は払い下げられ、精密部品工場になった。
撮影場所 | 高木湖畔 |
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撮影年月日 | 平成1年3月15日 |
撮影(西暦) | 1989年 |
色調 | カラー |
大きさ | 8.2*11.6 |
所蔵者 | 市川一雄氏 |
参考文献 | すわ湖の町の平成元年 38p 下諏訪町誌 民俗編 416 |
管理番号 | 732 |
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カテゴリ名 | 温泉・観光・食 |
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