諏訪大社下社春宮、神楽殿に向かって左に筒粥殿がある。毎年1月14日夜半から15日早朝にかけて筒粥の神事が執り行われ大釜の中に米と小豆・水、それに15センチほどに切ったアシの筒44本を入れ、中央の石の囲炉裏で一晩中炊き続ける。朝、アシの筒を取り出し、一本一本の筒に入った小豆粥の状態で、その年の農作物43種の豊凶を占い、最後の一本でその年一年間の吉凶を占う。この神の占いに誤りはないと、下社七不思議のひとつに数えられている。昔は上社でも行っていたというが現在は下社のみで行われている。
撮影場所 | 春宮 |
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撮影年月日 | 平成20年代 |
色調 | カラー |
所蔵者 | 矢澤進一 |
参考文献 | 下諏訪町誌 上巻 1015・1091p |
地区コード | 大門 |
管理番号 | 59 |
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カテゴリ名 | 神社・仏閣・史跡 |
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