東洋のスイスといわれていた頃の精密工業(カメラ工場)の様子。ベルトコンベアー・システムによって次々に完成品が作られてゆく。
戦後のカメラブームの中、昭和24(1949)年諏訪市の八洲精機製作所を継承したヤシカカメラは、昭和30(1955)年下諏訪町の旧片倉製糸下諏訪製糸所に本社工場を移転し、新型カメラを登場させ市場にアピールした。新興メーカー・ヤシカは安さも売りの一つで成長し、昭和30年代には国内販売高も輸出も首位を占めていた。昭和47(1972)年本社を岡谷市長地に移転したが、昭和50(1975)年に経営破綻し、京セラに吸収合併された。 全てをベルトコンベアシステムにより最終時加工(1枚目の写真)。工場内は若い労働者によって占められている。
撮影場所 | 御田町 |
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撮影年月日 | 昭和41年8月 |
撮影(西暦) | 1966年 |
色調 | 白黒 |
大きさ | 12.4*17.7 |
所蔵者 | 博物館 |
参考文献 | 町政要覧昭和43年(1968年) 31p 下諏訪町誌下 554p |
地区コード | 御田町 |
管理番号 | 623 |
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カテゴリ名 | 産業・製糸 |
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