コクサギ(ミカン科)小臭木
木が小さく、全体にいやな臭いがあるので、この名。雌雄異株。沢沿いなどに群生。茎や葉に有毒アルカロイド、煎じて家畜のシラミ殺しに使用した。
雄花は4cmほどの花序に10個ほど、雌花は独立して一つずつ付く。若枝につく葉は2枚ずつ交互に生え、コクサギ型葉序という。
名前のとおり、葉をちぎると強い臭いがする。里山・山地に多く、樹高1~2mの落葉低木。雄花は萼片・花弁・雄しべが各4個、雌花は萼片・花弁4個、雌しべ1個、退化した雄しべ4個。果実は7~10月熟し、さく果3~4個。
撮影年月日 | 平成22年5月14日 |
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撮影(西暦) | 2010年 |
色調 | カラー |
所蔵者 | 石川氏 |
作業日 | 2021年10月22日 |
参考文献 | 諏訪の植物 p.43 |
地区コード | 下諏訪町 |
管理番号 | 2382 |
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カテゴリ名 | 自然 |
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