イカリソウ解体図
イカリソウ(メギ科)錨草 別名三枝九葉草
山の木陰に生える多年草。葉柄は長く、その先が三枝に分かれ、その先に3枚の小葉が付く。
花は4枚の萼片と4枚の花弁が付き、花弁の先に長い距が付き、密を入れる。
種子にはエライオソーム(種枕)が付き、アリ散布。
薬草として「淫羊霍(いんようかく)」と呼ばれ、老いた牡羊も食べれば元気百倍、昔の人のバイアグラ。また、別名の「放杖草」は、この草を煎じて飲んだ老人が杖を放り出すほど元気になるからとか。男性ホルモンの分泌を促進する化学成分を含み、今も市販の強壮ドリンクなどに使われる。日本海側には常緑のトキワイカリソウがある。
撮影年月日 | 平成24年5月3日 |
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撮影(西暦) | 2012年 |
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色調 | カラー |
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所蔵者 | 石川氏 |
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作業日 | 2021年10月21日 |
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参考文献 | 諏訪の植物 p.30 |
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地区コード | 下諏訪町 |
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