タラヨウ(モチノキ科)多羅葉 はがきの木
昔の人のメモ紙―「葉書」の木。
葉の裏の細かい棒で、文字や絵を書くと、その部分が黒く浮き出す。この特徴からインドで葉に経を書いた多羅樹になぞらえた。
仏教の聖木の多羅樹との兼ね合いから、お寺に植えられていることが多い。
暖地の川沿いや湿り気の多い谷間などに生える。高さが10mほどになる常緑
高木だが、個体数はあまり多くない。
葉は分厚い皮質で、縁に鋭い鋸歯があり、雌雄異株。開花5~6月。淡黄色の花を塊状に多数つける。
果実は球形の核果で、11~12月に赤く熟す。
分布は本州静岡県以西・四国・九州の丘陵帯。
撮影年月日 | 平成26年5月20日 |
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撮影(西暦) | 2014年 |
色調 | カラー |
所蔵者 | 石川氏 |
作業日 | 2021年10月24日 |
参考文献 | 牧野日本植物圖鑑 p.369 |
地区コード | 下諏訪町 |
管理番号 | 2398 |
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カテゴリ名 | 自然 |
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