諏訪地方では味噌をつくることを「味噌炊き」といい、春の彼岸が過ぎる頃、原料の大豆や麹、塩などを用意して味噌炊きの準備を始めた。味噌炊き用具一式を使い共同で作業することが多かった。
写真は味噌玉づくりの様子。味噌玉は2,30日間くらい寝かせた後、洗って水を切り臼で搗き味噌桶に仕込んだ。
昭和40年ころには、味噌玉を造る手間を省き、煮た豆を直接塩・麹を加えながら搗き、仕込む方法がとられるようになった。
味噌炊きについては「下諏訪町誌民俗編」を参考にしていただきたい。
撮影年月日 | 昭和60年 |
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撮影(西暦) | 1985年 |
色調 | カラー |
大きさ | 8.1*12 |
所蔵者 | 河西孝雄 |
作業日 | 2018.2.9 |
参考文献 | 下諏訪町誌民俗編106P |
管理番号 | 332 |
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カテゴリ名 | 文化・町並み |
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