ショウキラン(ラン科)鐘旭蘭
ラン科ショウキラン属。腐生植物で、光合成を行わず、菌根を形成し、共生。通年地下茎の形で生育し、7~8月の花期に花茎を地上に伸ばす。花茎の高さは10~25cm、鱗片状の葉を持つが、目立たないので、地表から唐突に花序だけ出た姿に見える。
花は美しいピンク色で、1週間程度で黒くしおれる。
分布日本全国、山地の日当たりの悪い場所に生育する。
近縁種にキバナノショウキラン、シナノショウキランがあるが、固体数は少ない。
写真:平成26年6月30日、下諏訪町観音沢。下左は
蕾状態のもの。
和名は花の形を「烏帽子をかぶった鐘旭の姿」に見立てたもの。
撮影年月日 | 平成26年6月30日 |
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撮影(西暦) | 2014年 |
色調 | カラー |
所蔵者 | 石川氏 |
作業日 | 2021年10月24日 |
参考文献 | 信州野山の花 p.85 |
地区コード | 下諏訪町 |
管理番号 | 2391 |
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カテゴリ名 | 自然 |
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