塩尻峠を越えて岡谷まで西条炭を運んだ索道。
塩尻まで汽車で運ばれ、それを岡谷の製糸工場へ運ぶためにリフトを使い塩嶺峠を越えた西条炭は、東筑摩郡会田村・本城村等で産出するものだった。
岡谷は明治22(1889)年が最初で、輸送は馬・車便だったが、明治36(1903)年、篠ノ井線が塩尻まで開通したのに伴い塩尻から岡谷市間下に鉄索を架設し、明治37(1904)年運転を開始した。しかし、明治42(1909)年に中央線の全面開通により常磐炭等が移入され、西条炭は役割を激減した。
撮影場所 | 間下 |
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撮影年月日 | 明治30年代後半 |
色調 | 白黒 |
大きさ | 30.5*45.5 |
所蔵者 | シロトリ写真館 |
作業日 | 2017928 |
参考文献 | 蚕糸王国信州ものがたり 250~253p シルク岡谷の製糸業の歴史 83p 諏訪の歴史下 37p 岡谷の今昔 |
地区コード | 岡谷市 |
管理番号 | 80 |
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カテゴリ名 | 産業・製糸 |
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