竜の口
慈雲寺山門下にあるの龍の口。銘に「西山田邑山田清左エ門・金右衛門・近辺連中」とあり、手洗鉢には「願主西山田村山田平蔵和哉」とある。これら山田氏は横川村に住む石工であった。
「生涯学習ガイドブック1歴史編」には、慈雲寺入口の石段の右脇にあり、中山道を通る旅人の喉をうるおした。作者は現岡谷横川の山田清左エ門・金石衛門。文政8(1825)年作で、高遠石工の流れをくむものであると紹介されている。
「写真で見る下の原」には、慶応元(1865)年竣工、石工は現岡谷横川の石工山田平蔵和哉である、と紹介されている。
水石榴の側面に「花・清・水」と彫ってあるというが、現在は風化が進み読みにくくなってしまっている。
今でも清水講の皆さんが水石榴や周辺の清掃を続けているという。
撮影場所 | 東町 |
---|
撮影年月日 | 平成1年2月11日 |
---|
撮影(西暦) | 1989年 |
---|
色調 | カラー |
---|
大きさ | 8.2*11.6 |
---|
所蔵者 | 市川一雄氏 |
---|
参考文献 | 下諏訪町誌 中巻 720p 生涯学習ガイドブック1歴史編 12p 写真で見る下ノ原 35p 写真で見る下の原 35p 郷土史下の原 326 わが町下諏訪 12p |
---|
同じキーワードを持つ記事
信玄の矢除石
春宮大門南の大灯篭
法泉寺
慈雲寺梵鐘
輦(れん)
和田嶺合戦90年祭