上田の街並みと歴史

日付: 作成者:祐飛

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安楽寺 八角三重塔

安楽寺 八角三重塔

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八角三重塔は信州最古の禅寺であり、この塔の特徴は日本で唯一の木造八角塔で、国宝として長野県で最初に指定されました。しかし、創建年代は不詳だそう。一番下の屋根は裳階(もこし)と言われるそうです。


北向観音

北向観音

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北向観音は平安時代初期の天長2年に円仁(えんにん)によって常楽寺とともに開創されたとされる。長野市善行寺と向かい合うように本堂が北を向いていることから北向観音と呼ばれるようになりました。有名ですが善光寺と合わせてお参りするとご利益があると言われています。善光寺が来世の利益、北向観音が現世の利益をもたらすということで、善光寺のみの参拝では「片参り」になってしまうと言われています。


鎌原まんぢゅう

鎌原まんぢゅう

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別所温泉駅から歩いて数分の老舗饅頭屋。創業160年と長い歴史があります。厄除けの北向観音にちなんだ「厄除けまんじゅう」が人気であり、ほかにもおやきや上田市のブランドリンゴを使って作った自家製のリンゴ餡のリンゴ饅頭などがあり、どれも美味しそうでした。
建物の佇まいが素晴らしく、温泉地にぴったりで門などがありおしゃれで静かな場所でした。


温泉薬師瑠璃殿

温泉薬師瑠璃殿

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温泉薬師瑠璃殿は北向観音の境内にある薬師堂であり、建物は崖にへばりつくように建てられていました。瑠璃殿という名称は薬師如来の「瑠璃光如来」から来ているが、温泉の薬効と薬師如来の病苦から人々を救うというご利益が結びついた温泉薬師信仰のためである。以前は大師湯の西隣にあったとされるが、寛保二年(1741)湯川の氾濫によって今の場所に移され、文化六年(1809)に現在の形に再建された。
土台が意外と細いにもかかわらずしっかりと立っていて、周りには大きな木に囲まれていた。その木の中のひとつに上田市の文化財である愛染カツラ(あいぜんかつら)もありました。


愛染かつら

愛染かつら

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北向観音境内に生育するカツラの巨木です。推定の樹齢は300年以上、600年から650年、1000年以上などの諸説があります。神仏が一時的に姿を現したカツラと言われる霊木で、円仁(えんにん)と千手観音にまつわる伝説が残されている。この木が知られるようになったのは川口松太郎の小説「愛染かつら」であり、後にヒットした恋愛ドラマの映画によってこの木も「愛染カツラ」と呼ばれるようになりました。


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