千曲(ちぐま)なに 浮き居(を)る舟の 漕ぎ出なば 逢ふことかたし 今日(けふ)にしあらずは 作者:不明 意味:あの岸辺に浮いている舟が漕ぎ出して行ってしまったらもう二度とあの方にお逢いできないでしょう。せめて今日だけでもお逢いしなくては。 私の考察 千曲川の岸辺に停まっている船に乗った想い人。船が出てしまったら、もう逢うことができないと思った作者がせめて今日だけでもと逢いにいく様子が読み取れる。
千曲川と近代文学①
万葉集と千曲川①
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