| 写真 | タイトル | 説明 | 登録日 |
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1 | | 戦時版の新聞① | 選民思想をかき立たせるような書き方をしている記事であるように感じる。
情報媒体が限られていた時代であるため、このような偏った情報でも疑いようもなく受け入れられていたのだろうか。
参考サイト
【戦後75年】戦時中の中部日本新聞をPDFで読んでみよう
2023年1月31日閲覧
▼この資料は以下から参照できます。
『中部日本戦時版』「我等の身体 これぞ日本人の優秀性」(昭和19年3月2日) | 2023-01-31 |
2 | | 『昭和国民読本』(1939) | 明治から昭和初期(1939)までの出来事や歴史がまとめられた書籍である。
出来事が事細かにまとめられていることが目次から推測できる。
当時(戦時中)の国民の思想を知るのに重要な資料として活用できそうだと思った。
▼この資料は以下から参照できます。
『昭和国民読本』(1939) | 2023-01-31 |
3 | | 記事3 | この記事は戦事の状況の報告である、「帝国」や「正義」などの語彙で、今の所で見ればは妙な体験だ。
参考資料:西塩田時報(1937~)第161号~第180号 昭和十二年八月号 | 2023-01-30 |
4 | | 記事2 | これらの記事から、満州事変後に、満洲国の移民の宣伝である、東京以外の地方ではそういう宣伝があれば全方位で、特にあの時代で影響力が高いの新聞で宣伝が多ければ、全面戦争の始まりのサインではないかと思う。
参考資料:西塩田時報(1937~)第161号~第180号 昭和十二年四月号 昭和十二年七月号 | 2023-01-30 |
5 | | 記事1 | 昭和六年一月号
この記事は徴兵制度を示したものである、全面戦争前の1931年に戦争の準備をはじめと見える様子。
参考資料:西塩田時報(1930~)第81号~第100号 昭和六年一月号 | 2023-01-30 |
6 | | 2022年度 プロジェクト研究発表会資料「d-commons.net UI磨き上げ」 | 本記事に登録されている画像は、2023年1月28日「プロジェクト研究発表会」で使用した資料(画像版)です。
画像表示されているものと、クリップファイルに登録されているものは同一のスライドです。お好きな方法で閲覧してください。
また、こちらはPDF版の資料です→PDF版 | 2023-01-30 |
7 | | 向源寺宛武田信玄朱印状 | この文書は戦国時代の永禄九年(一五六六)武田信玄が、重臣の三枝〔さいぐさ〕宗四郎昌貞に命じて「武田方の軍勢が向源寺(当時上田原にあった)境内で陣をとることを禁じ、もし命令に背〔そむ〕く者がいたら、子細〔しさい〕(くわしい事情)を申し出るように。」と、向源寺に伝えた朱印状だそうです(資料参照)。
信玄は信濃国へ、幾度か軍勢を出して合戦を繰りかえしています。このようなとき勢力下におさめた地域の主な寺や社を大事に扱うことが、民の心を安定させるために、大切であることを心得ていて、特に寺社に迷惑がかからぬよう、心配りをしていたことを物語る文書として貴重なものです。」
神仏への信仰心がもたらす力は信玄自身が一番実感していたがための行動だったのではないかと考えさせられます。
https://museum.umic.jp/bunkaza | 2023-01-30 |
8 | | 温泉薬師瑠璃殿 | 本尊薬師如来。北向観音堂の西方の崖の上に建てられた一風変わった建物で「医王尊瑠璃殿」と呼ぶ。建立年代は明らかでないが、資料によれば焼失した後文化6年(1809)に地元湯本薬師講中によって再建されたという。温泉の効能に併せて病気を除き解脱するという深い温泉薬師信仰に由来するものである。「瑠璃殿」という名は、薬師如来を瑠璃光如来とも呼ぶところからとった名である。
引用元
http://db.umic.ueda.nagano.jp/johogura/datadisp.php?arg_sano=668014 | 2023-01-29 |
9 | | 戦前長野の農業形態⑤ | 栽培されたイチゴは鮮度の問題から近郊には青果として、遠方には貯蔵できる形としてジャムにすることで販売していたようである。
この資料に加え、長野のジャムに関して調べてみたとこ
ろ、明治10年新宿で初めて日本でジャムが作られ、その四年後に企業として初めてジャムが作られた地が長野であり、長野は日本のジャム生産の先駆的な地のようだ。
信濃産業誌 完」
https://api.ro-da.jp/v1/shinshu-dcommons/library/02BK0102152899/images/629fa7724c1f448586380935d789259b.jp2/651,655,2070,3016/333,485/0/default.jpg
「日本におけるジャムの歴史」
http://www.sudo-jam.co.jp/tokusyu/20140210 | 2023-01-28 |
10 | | 戦前長野の農業形態④ | 次に紹介したいのは私がこの資料を閲覧していて一番興味を引かれたイチゴについてである。現在の長野ではあまりメジャーな果物ではないように思われるが、資料にあるように当時、長野で栽培されたイチゴはイチゴジャムとして使われていたようである。 | 2023-01-28 |
11 | | 戦前長野の農業形態② | まず始めに触れたいのが稲作である。資料に記載されているように川による豊富な水源、肥沃な土、夏期に暖かく、基本的に冷涼な気候であることから稲作が行われていたことがわかる。稲作に適する条件が現代と同じであり、当時から盛んに行われていたことがわかる。左のデータには作付量、反別、収穫高などが記載されている。
「信濃産業誌 完」
https://api.ro-da.jp/v1/shinshu-dcommons/library/02BK0102152899/images/75b5398006c44bf0b725eedac59bc2f7.jp2/620,642,1725,3035/308,542/0/default.jpg | 2023-01-28 |
12 | | はじめに | 上田市によると、『平成18年3月6日に、旧上田市、旧丸子町、旧真田町、旧武石村の1市2町1村が合併し、新しい「上田市」が発足しました。』とある。そのため上田の過去の資料を調査するにあたって上の4地域に分割して比較していく。
参考
”合併(平成18年3月6日)に関すること”,上田市,2019-12-12https://www.city.ueda.nagano.jp/soshiki/gyokan/6028.html(2023年1月27日閲覧) | 2023-01-27 |
13 | | 蚕種業における歴史的建築物について | かつて蚕種業で栄えた上田を参考に地域を活性化していく方法を模索した。
建築物の特徴としては、作業を行いやすいよう、屋敷をつなぐ渡り廊下跡があり、温度調節のための木造の暖房施設があった。発展を示す跡として、屋敷が多く建ててあり、家紋付きの瓦や蔵など当時の発展の象徴が多くあった。
今回の建築物は上田市上塩尻の建築を参考にさせていただいたが、養蚕に関わる設備跡はもちろん、目地時代当時の発展の様子や当時の文化を表すもの(家紋・猫瓦)が実在する資料として現存していた。これらの建築物は国登録有形文化財にもなっており、価値が高いものになっている。
今回のイベントを介して、建築物を見学することができたがそれらを通して、別の気づきがあった。地域の方が蚕種業の歴史を詳しく知らない方がほと | 2023-01-27 |
14 | | 上田市の自然文化について | 別所温泉は、信州最古の歴史を持つ七久里の湯と呼ばれる温泉を持ち、平安時代の有名な和歌集にも記されている。安息の場として栄えた別所温泉は、かつて真田幸村の隠し湯があったとも言われていて、1500年以上の歴史を持っているとされている。
また別所を含む塩田平は、信州の鎌倉とも呼ばれ、温泉に限らず多くの文化財が残されている。
「幕宮池」と呼ばれる池は、日本で最も降雨量が少ないとされる位置にあり、多くのため池が作られた場所である。
〈参考資料〉
https://www.ro-da.jp/shinshu-dcommons/others/01DD001H230003
https://adeac.jp/shinshu-chiiki/catalog/mh055500 | 2023-01-26 |
15 | | 持続的な地域活性化~大洗モデル~3 発表(最終)版 | プロジェクト研究の足跡をまとめた発表資料になります。
それぞれの実施内容はこのマイテーマ(プロジェクト研究・卒業研究)をご覧ください。
持続的な地域活性化策~大洗モデル~とは、大洗町において持続的な地域活性化策というテーマを研究する者であり、卒業研究、地域活動という視点から3つの取り組みを行い、そこで得た知見を大洗町にフィードバックするものです。
茨城県大洗町とは茨城県東部に位置する小さな観光都市で、海が観光資源となっています。また、アニメ『ガールズ&パンツァー』を利用したコンテンツツーリズムを10年間推進しています。
その一方で、人口減少、海水浴客の減少、町の活気のなさといった社会課題を抱えています。
そこでまず実施内容1として、「create owarai」に参加しました。この「create owarai | 2023-01-26 |
16 | | 上田紬のデザイン | 日本らしさが残るデザインになっているため、観光客の目にとまりやすいと感じた。また、近年では若者向けにデザインされるお土産が多い中、伝統的な要素が前面に出されている。
画像・資料参考元:みんなで作ろう信州上田デジタルマップ
投稿者名:あやか様 | 2023-01-26 |
17 | | ゼミ発表資料 | 参照
Vol113■とく☆とく信州 塩田平のため池群 | 楽園信州 https://blog.nagano-ken.jp/magazine/various/622.html | 2023-01-27 |
18 | | ゼミ発表資料2 | | 2023-01-26 |
19 | | ゼミ発表資料 | | 2023-01-26 |
20 | | 温泉薬師瑠璃殿 解説 | 本尊薬師如来。北向観音堂の西方の崖の上に建てられた一風変わった建物で「医王尊瑠璃殿」と呼ぶ。建立年代は明らかでないが、資料によれば焼失した後文化6年(1809)に地元湯本薬師講中によって再建されたという。温泉の効能に併せて病気を除き解脱するという深い温泉薬師信仰に由来するものである。「瑠璃殿」という名は、薬師如来を瑠璃光如来とも呼ぶところからとった名である。
http://db.umic.ueda.nagano.jp/johogura/datadisp.php?arg_sano=668014より引用 | 2023-01-25 |
21 | | 大東亜戦争完遂映画会(『西塩田村公報』第5号4項) | 農村でも映画会を開き、戦果を伝え、国民の団結力と忠誠心を強めていたと考えると、いかにマスメディアが戦争に利用されていたかが分かる。
上映されていたものはおそらく大本営の戦果発表だと思われる。そのアーカイブはNHKの戦争証言アーカイブス、戦時録音資料で参照できる。
この記事が書かれた当時(1942年5月22日)は、日本軍が優勢であったとされる。アジア・太平洋戦争の転換期であるミッドウェー海戦はこの新聞が発行されて約2週間後に起こる。
NHK「戦争証言アーカイブ 戦時記録資料 勝利の記録」
https://www2.nhk.or.jp/archives/shogenarchives/sp/list.cgi?cat=kiroku
2023年1月25日閲覧
▼この記事は以下から参照できます。
#930 『西塩田村公 | 2023-01-25 |
22 | | プロジェクト研究実践報告(修正版):持続的な地域活性化策~大洗モデル~2(ゼミ時発表資料補足) | プロジェクト研究の実践報告の発表用資料になります。
詳細が知りたい場合は、もう一つの詳細版のスライドや、マイテーマ(卒業研究・プロジェクト研究)をご覧ください。
ゼミ内で行った発表の資料の補足(図式化した部分を多く)したものです。
「私たち(地域住民×よそ者のつながり)が熱意を持つ地域住民とよそ者を結びつける役割を継続的に行っていくことが必要である。」
これが私の行ってきた活動のまとめともいえる部分になります。
この知見を町に活かしていくことが今後の目標です。 | 2023-01-24 |
23 | | プロジェクト研究実践報告:持続的な地域活性化策~大洗モデル~1(ゼミ時発表資料) | プロジェクト研究として取り組んだことを、実践報告書としてまとめました。
こちらはゼミ内で発表した資料になりますが、文章量が多く読みにくい部分が多いと思います。
内容といたしましては、より分かり易くまとめなおした資料を作成いたしましたのでそちらをご覧ください。
ゼミ発表資料として残しておきます。 | 2023-01-22 |
24 | | プロジェクト研究 週ごとの報告集 | 2022年度の研究における週ごとの報告をまとめました。
可能な限り、同じ週に投稿した動画も添付しておきます。
0510
5月9日は、それ以前の週で行った研究に際しての動画制作とその公開に関する記事をマイサイトに投稿しました。詳しくはそちらに記入してあります。
また私は16日のゼミには参加できないため、研究テーマのまとめ制作を少しずつ進める予定です。
0613
コメント遅れてすいません。
活動報告はマイサイトの方に投稿済みです。具体的には、動画1本投稿、各チャンネルの傾向をメモ等を行いました。現在は動画を投稿しつつタイトル、字幕、チャンネル名、概要などの英語対応化を進めています。
0620
先週は動画を1本投稿し、今日マイサイトに報告を投稿しました。
https://d-commons.ne | 2023-01-18 |
25 | | まとめ | 今回私は災害というテーマでキュレーションしてみましたが、この長野県だけで一般的な災害はほぼ全て起きていることが分かりました。そして、昔からのこうした経験により今の川の工事や耐震工事などのできるだけ被害を出さない工夫に繋がっていると思うとやはり昔の記録を知るというのは重要な側面があると私は改めて思うことが出来ました。今回の記録は信州デジタルコモンズを使用させていただきましたが、本当に多くの資料があり、災害というテーマだけでまだ今回紹介しきれない記録書がたくさんありました。現代までその記録書を残してくれた人々にここで感謝をしたいと思います。
善光寺大地震災害地方図 写(信州デジタルコモンズ)
https://www.ro-da.jp/shinshu-dcommons/museum_history/03OD0621000700 | 2023-01-18 |
26 | | 講演「蚕種の里『上塩尻』の歴史と文化遺産を未来へ」2023/01/18 | ▲プレゼン資料(PDF)
長野県建築士会上小支部等合同新年会講演
「蚕種の里『上塩尻』の歴史と文化遺産を未来へ」
前川道博(長野大学企業情報学部教授)
2023/01/18 会場:東急REIホテル
★講演:蚕種の里「上塩尻」の歴史と文化遺産を未来へ 60分
★蚕種の里「上塩尻」まちあるきダイジェスト映像 20分
▼講演スライド | 2023-01-18 |
27 | | プロジェクト研究の足跡 | プロジェクト研究の足跡を綴ってきたものをまとめました。
4月25日
前半はグループメンバーの共通項として、研究への取り組み方や考え方を共有しました。後半は、各自のプロジェクトの説明とそれに対する質問や問題意識の共有を行いました。ゼミ内で横のつながりが出来ることで、各自の持つ問題意識への様々な考え方が示され、非常に有意義なものとなったと感じました。今後は、自身のプロジェクトを進める中で頻繁に意見交換をすることで、より多角的な視点から研究していこうと考えています。
5月11日
大洗町における地域学習に関する記事の閲覧及び調査を行いました。また、大洗にフィールドワークに赴く際の調査事項などをまとめました。今後も活動を報告し合う事で様々な視点から調査を行っていきたいと考えています。
5月17日 | 2023-01-16 |
28 | | 実践講座1:地域資料活用によるキュレーション講座[第3回] | 実践講座1:地域資料活用によるキュレーション講座[第3回]
皆さんのキュレーション披露会
★講座「皆さんのキュレーション披露会」129分
。
講師:前川道博(長野大学企業情報学部教授)
コメンテーター:
小平千文(上田小県近現代史研究会会長)
桂木 惠(上田小県近現代史研究会事務局長)
【講座タイムテーブル】
13:00 講座解説(前川道博)
13:30 皆さんのキュレーション披露会、意見交換、Q&A(途中休憩あり)
16:00 終了
16:30 デジタルアーカイブクリエータ認定(希望者対象)
《キュレーション紹介》公開できる成果をリストアップしました
- 鈴木さん/諏訪湖のスケート[LINK](下記メディアクリップ収録)
- 長沼さん/一代交雑
| 2023-01-14 |
29 | | 上田市マルチメディア情報センター | 上田市マルチメディア情報センターは、長野大学の少し上に位置している、情報化を総合的に支援する環境が整っている施設である。
●施設・概要
学生は無料で使用できる学習スペース、3Dプリンターがあり、アニメや映画などを250作品以上見ることができるPCが置かれていた。また子供や大人も活用できる学習空間がある。
他には教育支援や無線LAN有線LANの管理など地域にも貢献している施設である
●上田資料映像鑑賞
上田市の50年前の資料映像を見させていただいた。
そこでの貴重な映像を紹介する。
●「上田つむぎ」信越放送 1964年1月16日放送/上田紬/私たちの周辺
人手を要する養蚕は機械化をする必要はあるが、あまりにも機械化をしてしまうと伝統が欠如してしまう可能性があるとのこと。
手織りのものは個人に合わせて作 | 2023-01-12 |
30 | | 一次資料としてのminiDV | これまで社会活動はビデオ映像に記録をしてきました。蚕都上田プロジェクトを始めたのは2008年のこと。当時の記録媒体はもっぱらminiDV(小型ビデオカセット)です。それから15年が経過し、当時は現役で活動された方もご高齢になったりお亡くなりになったり、社会の状況・様子も変遷し続けてきています。miniDVは個人的には1997年以来使い続け、記録テープは1000本を超えます(数えたことはありませんが)。
テープ媒体の問題は再生しないことには記録映像にアクセスできないこと。さらにはこれらの媒体がいつまで再生可能かの保証はなく、テープ媒体の経年劣化の問題、再生機器の保全の限界の問題と重なり、ある時期に全てをデジタル化しデジタル保存しておかないと取り返しがつかないことになります。
この年末年始、デスクワークの片隅でパ | 2023-01-10 |
31 | | 手塚治虫・作品タイトルロゴ② | 『手塚治虫表紙絵集』手塚治虫・著/森 晴路(手塚プロダクション資料室室長) ・監修/玄光社 (2016)より引用。
縦線・横線の極端なウェイト、横線が波打つ、重心が高いなど、「藤本蚕業報告書書体」に類似した特徴が見られる。 | 2023-01-09 |
32 | | 報告書文字③ | 藤本蚕業の膨大な資料の中に、独特な書体を用いて書かれた書類がある。
写真は昭和7年〜14年(1932~39)の、8年間にわたる製造費及び労力所用調査。
藤本蚕業資料 [at24-1-1]表紙なしノート(1931)
(a5文書/戦前/土浦) | 2023-01-09 |
33 | | 報告書文字② | 藤本蚕業の膨大な資料の中に、独特な書体を用いて書かれた書類がある。
写真は用度品在庫数の詳細。
藤本蚕業資料 [at24-1-1]表紙なしノート(1931)
(a5文書/戦前/土浦) | 2023-01-09 |
34 | | 報告書文字① | 藤本蚕業の膨大な資料の中に、独特な書体を用いて書かれた書類がある。
写真は折れ線グラフによる昭和6年〜12年(1931~37)の、7年間にわたる販売実績の報告。
藤本蚕業資料 [at24-1-1]表紙なしノート(1931)
(a5文書/戦前/土浦) | 2023-01-09 |
35 | | 藤本蚕業歴史館で開くオンライン講座第2日 | 12/17(土)、藤本蚕業プロジェクト主催/デジタルアーカイブ学会地域アーカイブ部会共催によるデジタルアーキビスト養成講座の第2回講座を実施しました。
今回の講座は、上田小県近現代史研究会のお二人の方:桂木恵さん、小平千文さんから「キュレーション実例」「近現代を捉える視点」の話題提供をいただきました。話題提供のレジュメは以下の【講座資料】に掲載してあります。
午後は、「藤本蚕業歴史館アーカイブ」の史料などを参照し「一次資料を使ったキュレーション」を実習を交えて学習してもらいました。
講座の動画記録は後日、こちらに掲載する予定です。
【講座資料】https://d-commons.net/uedagaku/?c=&p=18944 | 2022-12-19 |
36 | | 枝垂(しだれ)桑 | 枝垂(しだれ)桑
蚕糸試験場 蚕糸の森公園
東京都杉並区
桑の品種改良がおこなわれ沢山の品種が生まれた
観賞用の品種
史料ID タイトル 西暦 備考 発行年月 配置 目録頁 分類番号 巻・号 著者 発行元 発行場所
文献 cb-福-14 桑品種の図解 1925 大正14年11月 B-福-14 福島県桑苗同業組合 福島県
文献 c亅-1-96 桑品種図説 1926 大正15年8月 亅-1-96 長野県蚕業試験場
文献 ca-2-12 桑品種図説 1926 大正15年3月 A-2-12 長野県蚕業試験場
藤本蚕業デジタル資料館
https://d-commons.net/fujimoto/
naganuma | 2022-12-17 |
37 | | test蚕糸試験場 蚕糸の森公園 | 蚕糸試験場 蚕糸の森公園
子供時代に蚕糸試験場(東京杉並区)が近所にあり、
すでに廃墟となっていて不思議なところだと思っていました。
春蚕繭繰糸試験成績一覧表
藤本蚕業デジタル資料館
https://d-commons.net/fujimoto-index/?c=&p=11876
近代化と国際規格と日本の関係性、
国際規格の導入と変遷は絹糸が最初ではないか?
以前自動車業界にいて国際規格からSDGsに変遷していった過程から、
規格の重要性が正義や善につながっていて基本なるのは美学ではないか?と考えています。
naganuma | 2022-12-17 |
38 | | 実践講座1:地域資料活用によるキュレーション講座[第2回] | 実践講座1:地域資料活用によるキュレーション講座[第2回]
藤本蚕業所蔵資料で近現代のキュレーション
【講座タイムテーブル】
10:00 一次資料を使ったキュレーションのいざない
10:15 キュレーション実例紹介
講師:桂木恵(上田小県近現代史研究会事務局長)
11:00 近現代を捉える視点
講師:小平千文(上田小県近現代史研究会会長)
(12:00 休憩)
13:00 『藤本蚕業歴史館アーカイブ』で藤本蚕業の資料を探る
13:30 近現代のキュレーション・ミニ実習「一次資料をして語らせる」
(14:20 休憩)
15:30 キュレーションをアウトプットする(d-commons.net マイサイト実習)
16:00 終了
【オンデマンド講座(当日の講座記録)】
▼①午前の部:藤本蚕業の一次資料&近現代を捉える視点
講師:前川道博+桂木恵+小平千文 110分
| 2022-12-16 |
39 | | 地域資料デジタル化の課題と解決に向けた方策(2022) | 研究発表
地域資料デジタル化の課題と解決に向けた方策
「デジタルアーキビスト養成講座」の紹介を兼ねて
(2022/11/23 日本教育情報学会第19回デジタルアーカイブ研究会)
前川道博(長野大学企業情報学部)
【研究の概要】
デジタルアーカイブの大きな課題の一つは地域資料のデジタル化が極度に立ち遅れていることである。DXが進む現代においては資料のデジタル化により誰もが地域の情報源に直に触れ、主体的に地域を学び・理解に踏み出すことのできる社会の実現が望まれる。本研究では、地域資料のデジタル化を提起すると共に、地域資料のデジタル化が担えるデジタルアーキビストの養成を地域人材のリスキル/リカレント教育の観点から具体的にどのように養成講座としてモデル化できるか、諸課題の解決が図れるかを課題提起する。 | 2022-12-12 |
40 | | 地域学習に活かす校内資料のデジタル化(2022) | 研究発表「地域学習に活かす校内資料のデジタル化:デジタルコモンズによる DX 時代の地域学習環境づくり」
(2022/11/12 デジタルアーカイブ学会第7回研究大会)
【発表概要】
全国の学校でGIGAスクールが実施されながら、学校で地域学習を計画しようとすると、地域を知る情報源がネット上には極めて少ないことが直ちに顕在化する。特に学校区の情報源は殆どの地域においても存在しないと言って過言ではない。さらには地域資料があっても、教員の経験不足等の理由によりその活用が図りにくい課題がある。
以上の課題を解決するため、これからの学校教育に求められる児童生徒の主体的で探求的な学びを包摂的に支援できる分散型デジタルコモンズサービスd-commons.netを用いた「d-commonsメソッド」により、校内資料のデジタルアーカイブ構築に取り | 2022-12-12 |
41 | | 藤本蚕業歴史館でオンライン講座実施2022/12/10 | 2/10、藤本蚕業プロジェクト主催/デジタルアーカイブ学会地域アーカイブ部会共催によるデジタルアーキビスト養成講座を実施しました。地元/館内の見学もオンラインで。藤本蚕業歴史館での講座がいきなり全国から受講できるのは我ながら素晴らしいと実感しました。リアルタイムだけでなく録画によるオンデマンドでの事後視聴も可能な形で実施。これからの講座形態は受講者の都合にも合わせたこの柔軟な形態がよい。ローカル環境、ローカル資源の全国活用を実践するよい機会ともなりました。
【講座資料】https://d-commons.net/uedagaku/?c=&p=11761 | 2022-12-11 |
42 | | 実践講座1:地域資料活用によるキュレーション講座[第1回] | 【講座タイムテーブル】
10:00 講座のねらいと概要/地域アーカイブの課題
10:20 受講者の自己紹介
10:30 藤本蚕業歴史館・概要
10:45 藤本蚕業・上塩尻ミニ見学
11:15 藤本蚕業歴史館・館内ミニ見学
11:40 近現代へのいざない:蚕種製造業と藤本蚕業
(12:00 休憩)
13:00 藤本蚕業歴史館史料目録と史料データ
13:30 デジタルコモンズサービスd-commons.netによるアーカイブ/学習支援
14:00 キュレーション型学習の進め方
(14:20 休憩)
14:30 受講者の皆さんが探求したいテーマ、Q&A
15:30 次回に向けて:アドバイスや補足事項
16:00 終了
【オンデマンド講座】
▼午前の部
(1)講座のねらいと概要(前川道博)22分
(2)藤本蚕業歴史館解説(佐藤修一氏)6分
(3)上塩尻ミニ見学(佐藤家住宅・旧佐藤宗家 | 2022-12-10 |
43 | | 蚕種上田① 藤本蚕業歴史館見学 | 「蚕種上田」の探求を行う。まず上田にある蚕業に関わってきた歴史的な建造物を見学し、魅力を見聞し、成果を報告する。
今回見学したのは藤本蚕業歴史館だ。この歴史館にはかつて上田で行われていた養蚕業に関する資料が多く保存されている。具体的な資料を見つけたい際にも資料概要が載せられている本があり、養蚕業の歴史を知りたい方にはもってこいな施設だ。 | 2022-11-30 |
44 | | 製糸業、紡績業跡地の活用 | 現在のアリオ上田店、サントミューぜ、上田警察署周辺の区画は鐘紡の紡績工場の跡地である。蚕糸業、紡績業の工場であった広大な土地は工場の廃止、撤退後の再開発事業で活用されている。アリオ上田の西隣にある積水ハウスの宅地開発分譲地「コモンステージ天神の杜」の西端は工場跡の区画のままの形のまま残っている点も興味深い。
2枚目資料: 上田市ホームページ『 コモンステージ天神の杜 』 建築協定
https://www.city.ueda.nagano.jp/uploaded/attachment/40476.pdf | 2022-11-30 |
45 | | 蚕糸業の衰退 | 上の資料から読み取れる通りピーク時日本の主要産業であった日本の蚕糸業は今や細々と続けられているもののみとなってしまった。
そこでその蚕糸業の、主要拠点であった上田市がその後どのような変革、転換を遂げたか調査してみることにした。
参考資料:蚕糸業をめぐる事情 農林水産省 令和4年7月 https://www.maff.go.jp/j/seisan/tokusan/attach/pdf/sannshi-3.pdf | 2022-11-30 |
46 | | 常田館資料室 | 長野県での蚕種製造の歴史は上田地方が最も早く、藤本善右衛門家によって寛文の時代に始められたとされている。はじめ奥州産蚕種を仕入れ販売していたものが、次第に奥州へ出向き蚕種製造をするようになり、自家製造へ発展し全国へと販路を広げていった。上田地方が日本一の蚕種製造地帯となった背景としては、蚕種の改良と歩桑による種繭の生産によるものである。 | 2022-11-28 |
47 | | 常田館製糸場 | 常田館製糸場に行ってきました。
かわいいクラフトや貴重な資料などが展示されており、大変興味深かったです。
私は古い建物が好きなので、とても楽しかったです。 | 2022-11-28 |
48 | | 上田の蚕業について④ | 蚕業を行っていた頃の農家の主婦についても現在の社会の状況と重なる部分が多々あります。
女性の労働について記録された書籍(「人権の確立と女性のあゆみ」 (平成14年)編集者 上田市誌編さん委員会 発行者 上田市・上田市誌刊行会より)に載っている写真を見ると、家の一角のような場所で女性や子どもが写っていたり、女性が男性に交じって働く写真があったり、特定の性別や年齢で限らず、人々の生活に蚕業が根付いていたように思われます。特に女性の仕事は家事育児、給桑作業や農作業など多岐にわたるように見受けられました。
同誌によると、
「明治から大正期に蚕糸業が全盛であった上田地域では、多くの農家の主婦が蚕の世話に始まる農作業や家事に追われ、目の回る忙しさでした。乳幼児をかかえた母親たちも例外ではなく、重 | 2022-11-28 |
49 | | 中間まとめ | 上田に触れて感じたことは二つあった。自分が感じていた以上に「良い街」だったことと直接見てみなければわからないような魅力があったことだ。僕は探検の内容を決める際、パンフレットを参考にルートを決めたのだが正直上田市の魅力に対して、半信半疑なところが大きかった。しかし実際に足を運んでみると、昔ながらの街並みや上田の歴史を感じられる場所が多くあった。特に上田地域の凄みを感じたのは残されている歴史資料の多さだ。僕が住んでいた地域ではここまで多くの資料は存在していなかったと思います。上田市公文書館やマルチメディアセンターなど、資料を補完する施設が多くあり、ほかの地域と比べて歴史的な魅力が特に多いと感じた。具体的には養蚕業や地域に伝わる郷土料理、政治に関する文献などが残っており、特に養蚕 | 2022-11-24 |
50 | | 小諸・上塩尻・その他地域における活動中間報告 | 小諸・上塩尻・その他地域における後期の活動について述べています。
具体的な内容としては、小諸では講演会の参加やそのYouTube撮影・投稿を行い、上塩尻では藤本蚕業歴史館資料のデジタル化、その他地域では神川小学校のデジタルマップを利用した学習支援や上田自由大学シンポジウム及びキモノマルシェの参加について書いています。 | 2022-11-21 |
51 | | 魅力が沢山あるため池 | 舌喰池に行ってきました。長野大学の入り口にも生態系の書かれたものがあり知っている人もかなりいるのではないでしょうか。上田市にはため池が沢山ありますがそれぞれに違いがあり面白いです。舌喰池歴史が詳しく研究されており近くに資料館もあります。ため池も観光資源になりうるのだなと感心しました。 | 2022-11-18 |
52 | | 藤本蚕業歴史館で学ぶデジタルアーキビスト養成リスキル/リカレント講座 | 藤本蚕業プロジェクト +
デジタルアーカイブ学会地域アーカイブ部会シリーズ研究会
「藤本蚕業歴史館で学ぶデジタルアーキビスト養成リスキル/リカレント講座」
地域資源のデジタルアーカイブ化とその活用を図ることができる人材育成が本講座のねらいです。リタイアされた方々にとってはリカレント(学び直し)な学習、教員・文化施設職員などにとってはリスキル(スキル・知識の新たな獲得)の学習機会となります。藤本蚕業歴史館(長野県上田市)をフィールドにオンライン形式で開催します。
▼講座概要
実践講座1:地域資料活用によるキュレーション講座
【日程】2022~23年
12/10(土)10:00~16:00 藤本蚕業歴史館に学ぶ地域アーカイ | 2022-11-14 |
53 | | 中間まとめ | 今回。上田探検などのゼミ活動を通して、僕が感じたことは地域にはまだまだ魅力が隠れていたということです。これは探検に赴いた際、パンフレットや資料だけではわからない「実際に見ないとわからない魅力」がありました。例えば「みちくさ」です。リラックスできる雰囲気や様々な木柄機で利用できる汎用性の高さは驚きを隠せませんでした。あの素晴らしい空間はなかなか演出できないです。しかしそれは「知らなければ伝わらない魅力」でもあると感じました。よって「より明確に地域の魅力を伝える」ということが地域の課題の一つだと考えました。今後は地域の本当の魅力を伝える方法を模索していきたいです。 | 2022-11-07 |
54 | | 「ナレーションとBGMのある動画を作ってほしい」という需要の発生要因について | 間隔が開いてしまいましたが10月24日の報告になります。
動画は1週間前にナレーション版を投稿しています
今回は前回の報告の続きとして「ナレーションとBGMのある動画を作ってほしい」という需要の発生要因について2つの視点から考察していきます。
1、自身のチャンネルからの視点
私のチャンネルは趣味で始めたものであり、当初は肉声もしくは一般的に「ゆっくり」とよばれる合成音声のほか、BGMも使用して不定期ではありましたが約1年間動画を投稿していました。その期間にチャンネル登録などをして私の動画を視聴してくださっている方々はそのような内容の動画を期待していると言えます。
その後、今年度の研究を始めるにあたり字幕動画の投稿を始めたことで「期待していた動画と違う」と感じた視聴者層が | 2022-11-04 |
55 | | 城下町 | 上田城の城下町はどこなのか疑問に思い調べてみると、海野町、原町、鍛治町、紺屋町、横町、柳町、田町の七つの町が上田の城下町であることが分かった。上田が宿場になると、海野町分に横町、原町分に柳町田町ができたようである。今は、柳町が残っている。上田城とその城下町の大部分は、真田氏の時代にすでに形成されていたといえる。上田城築城から約80年後の寛文3年(1663)の資料によれば、海野町、鍛治町、横町、原町、木町、柳町、紺屋町、田町という町分は、戸数350戸、人口2610人であったようだ。 | 2022-10-29 |
56 | | 信州上田学2022④蚕都を未来に活かす(2)ポスト蚕糸業 | ▲講義資料PDF
長野大学2022年度講義「信州上田学」
担当:前川道博(長野大学企業情報学部教授)
第4回は「蚕都を未来に活かす/ポスト蚕糸業」と題し、上田が隆盛した蚕糸業のその後の業種転換、蚕糸業に端を発する新たな産業の興隆といったところにフォーカスを当てました。 | 2022-10-28 |
57 | | 國酒 | 立科町の茂田井宿には、昔ながらの酒造会社さんが2つあります。その中の1つ、大澤酒造さんは、昔ながらの蔵を参観できるように民俗資料館として、一般に開放しています。
その資料館の中に、「國酒」の色紙が何枚もありました。色紙の送り主を見ると、歴代の内閣総理大臣たちのお名前でした。
何百年も昔から、その地でお酒造りをしていること自体もとてもすごいことなのに、そこで作られたお酒が総理大臣に納められていると考えたら、鳥肌が立ちました。
長野の魅力を改めて気づけました。 | 2022-10-26 |
58 | | 信州上田学2022③蚕都を未来に活かす(1)世界を救った蚕種/蚕種の現場 | ▲講義資料PDF
長野大学2022年度講義「信州上田学」
担当:前川道博(長野大学企業情報学部教授)
第3回は「蚕都を未来に活かす/世界を救った蚕種&蚕種の現場」と題して上田の蚕糸業全般の中でも「蚕の卵(蚕種)」に対する視点の提供をねらいとして話題提供しました。上田を探ると見えてくるもの。その一つが蚕糸業の源泉「蚕の卵(蚕種)」です。世界を救った蚕種とは? 蚕種の現場は? 学生たちに対しては知識の押し売りではなく「信州上田学」で何を「探求するのか」、そのテーマ発見のヒントとなる話題提供をメインとしました。
《参考資料》
★蚕都上田マップ 1928年の上田市 蚕都上田プロジェクト制作
★ | 2022-10-21 |
59 | | 【2022/11/3開催】「民間で始まる蚕糸業ものがたり」開催のお知らせ | 小諸市で蚕糸業について学ぶ「民間で始まる蚕糸業ものがたり」を開催します。
[第5弾移動企画シリーズ 民間で始まる蚕糸業ものがたり 【紺屋町ものがたり】 共催 紺屋町区公民館]
令和4年度小諸市市民活動促進事業 補助金活用事業
主催:特定非営利法人 糸のまち・こもろプロジェクト
後援:小諸市教育委員会/株式会社コミュニティテレビこもろ
[開催内容]
2022年11月3日(木曜日.祝日.文化の日)
13:00 受付開始
13:10-13:25 プロローグ コピーヌクラブ(バイオリンとピアノによる演奏)
13:30-15:00 講演会「蚕糸業とシルク利用の展望」講師:塚田 益裕氏(元 信州大学繊維学部 特任教授)
15:00-16:00 見学会 紺屋町歴史同好会のご案内
蚕種蔵跡(大正6年3月設立)
平成30年度【小諸ふるさと遺産】山屋物産株式会社・勝俣浩司氏所有
[会場]
| 2022-10-17 |
60 | | 信州上田学2022②地域キュレーションの進め方 | ▲講義資料PDF
長野大学2022年度講義「信州上田学」
担当:前川道博(長野大学企業情報学部教授)
信州上田で学ぶことが面白くなる地域学へのいざないです。その最良の学習方法として「地域キュレーション」をすすめています。
講義科目ではありますが、「講義」オンリーではありません。学生たちがそれぞれ探求したいテーマを設定し、教員はその学習支援を行う「キュレーション学習(主体的で探求的な学び)」の大学生版として主体的学習のプログラムを提供しました。学生が希望する授業形態や関心の方向は多様、それに応えられる授業形態としています。 | 2022-10-15 |
61 | | 信州上田学2022①信州上田学へのいざない | ▲講義資料
2022年度後期長野大学講義
担当:前川道博(長野大学企業情報学部教授)
冒頭に「学長あいさつ」(中村英三学長)があります。
上田市の土屋陽一市長がシビックプライドを醸成したいとの思いで始まった地域学事業「信州上田学」を引き継ぎ、2021年度から長野大学が自走する講義科目として実施しています。2022年度は105名もの学生が受講しています。当初、市民にも開放する地域科目でしたが、コロナ禍の状況が重なり、インターネットを介して「オンデマンド」型の自由聴講の講座としても地域に開放をしていきます。
第1回は「信州上田学へのいざない」と題し、信州上田学では何を学ぶのか、どのように学ぶのか、なぜ上田で地域を学ぶのかを講義します。「上田に学び、上田メソッドをつくる」。講 | 2022-10-14 |
62 | | 資料の撮影・記録をシンプルに | デジタルアーカイブ化したい資料があれば、スマホでも手軽に記録できます。誰もが資料のデジタル化に貢献できるようスマホ活用をおすすめします。 | 2022-10-05 |
63 | | 藤本蚕業・史料のデジタル化 | 藤本蚕業歴史館所蔵の膨大な史料のごく一部をデジタル化する作業を進めています。
DX(デジタルトランスフォーメーション=デジタルな社会変容)の実現が期待される今日、デジタルアーカイブは未だに業者に委託して構築するという規範から抜け出ることが少なく、依然として「事始め」の段階にあります。史料をデジタル化して多くの人がアクセスできる可能性を拓くことがDXのデジタルアーカイブの日常の姿に他なりません。デジタルアーカイブは作って提供するもの(社会に施すもの)という通念が未だに根強い。
私たちの「藤本蚕業プロジェクト」では、誰もがデジタルアーキビスト、史料を使ったキュレーターになる真のDX化に向け、一歩一歩地道に取り組みを進めています。これまで中高年の歴史などの研究者でなければ手に取ることもなか | 2022-08-27 |
64 | | 分散型デジタルコモンズサービスd-commons.netによる包摂的地域学習支援(2022) | ▲発表資料(PDF)
分散型デジタルコモンズサービスd-commons.netによる包摂的地域学習支援
(2022/08/21 日本教育情報学会 第38回年会)
前川道博(長野大学企業情報学部)
▼研究の概要
分散型地域デジタルコモンズ(DX環境)の実現を支援する目的で開発を進めてきた分散型クラウドサービスd-commons.netを地域資料のデジタルアーカイブ化、地域学習支援の実運用に供している。本発表ではこれらの支援の実践を踏まえ、これからの知識循環型社会のプラットフォームとなるデジタルコモンズのモデル化を図る。加えて、地域資料のデジタルアーカイブ化、学校教育・社会教育等に具体的にどのように同サービスを適用していけばよいかを提案する。
▼参考サイト
★eduスクウェア
d-commons.netをお試しになりたい方は新規ユーザー登 | 2022-08-19 |
65 | | スマートシティにおける上田市と千曲市の観光型MaaS・温泉MaaSの可能性 | 1. はじめに
この記事は、千曲市戸倉上山田温泉での温泉MaaSの取り組みの調査を行い、その調査をもとに上田市の別所温泉での温泉MaaSの課題と展望を考察していく。そして以上の考察を基に、観光型MaaSや温泉MaaSでの共通した重要となる要因を明らかにする。
2. スマートシティの定義
そもそもスマートシティとは何かである。まずは、スマートシティの定義を整理することからはじめる。スマートシティとは、IoTやAIなどの最先端技術を活用し、エネルギーや交通網などのインフラを効率化することで生活やサービスの質を向上させた、人が住みやすい都市のことである。スマートシティという言葉の定義は、これまでも様々な機関で定義されている が、国土交通省によると「都市の抱える諸課題に対して、ICT 等の新技術を活用しつつ、マネジ メント | 2022-08-11 |
66 | | 地域メディア活性化のための提案 | 地域情報メディア論の講義を受けて考えた、地域メディア活性化のための提案を、私の最終課題としてアウトプット化していきたいと思います。
はじめに、私が現在の地域メディアの課題として感じるのは、地域メディアは利用者が限定されてしまっているという点であると考えます。地域メディアという言葉を聞いて真っ先に思い浮かぶことは、そもそも興味をもちにくい媒体であるという事です。地域メディアの例としては地域資料館や市町村史がありますが、どれも元から地域に興味を持っている人や地域について調べようと思っている人の目にしか留まらない媒体であると感じます。地域と人とを繋ぐための媒体であるのに興味がある人しか利用しない、そういった意味で地域メディアは利用者が限定されていると思います。特にその傾向が強いの | 2022-08-10 |
67 | | 人が訪れない資料館と閲覧されない資料について | 地域情報メディア論の期末課題である。
人が訪れない資料館、閲覧されない資料に着目し、どのような対応をしていくべきか、デジタルアーカイブ化の観点から考えた。 | 2022-08-10 |
68 | | 加賀市の年表資料について | ・調査理由と方法
今回、私は自身の地元である石川県加賀市の年表資料についてどうなっているのかを探求することにした。このテーマを選択した理由として、「地域情報メディア論」の講義を受講し地域メディアのオープンデータ化やデジタル化について学んだことで、自身の生まれ故郷では年表資料などはどのように扱われているのか(例えばデジタル化しているのか)、さらにはそれらの資料を有効に活用することが出来ているのかなどに対して興味を持ち、調べてみたいと感じた為である。今回は調査方法として講義内でも言及されていた「国立国会図書館デジタルコレクション」や加賀市のホームページなどを利用した。下記にその探求結果を記載する。
・調査結果
結論から言うと石川県加賀市の年表資料についてはそもそもデジタル化され | 2022-08-10 |
69 | | 現代に繋がる主導的産業の偏移について | 幕末の開港によって長野県は地域経済を世界につなげることになった。そこで長野県を国外まで広げる一翼を担ったのは生糸でした。
長野県は外国との交流が始まると、器械製糸を取り入れ、養蚕や蚕種業の技術開発や改良に力を入れました。それで、蚕糸王国と呼ばれることになったわけです。長野県の近代のあゆみは養蚕や製糸業の盛衰に左右され長野県の命綱は、蚕糸業であったと断言して過言ではありません。
長野県の製糸業は県外や外国にまで進出し、日本の製糸の中心となります。なので、長野県内のいたるところの農家では養蚕が営まれました。
蚕糸業は大正時代から昭和初年にかけて全盛期を迎えますが、1929年(昭和4)からの世界大恐慌の影響をうけ、製糸業を営む会社の倒産が相次ぎ、繭価の価値の大暴落のため生活を養蚕に | 2022-08-10 |
70 | | 上田城 | 大きな門がお出迎えする上田城。ここで思い浮かべるとしたら真田一族をおいて他にないでしょう。真田の父、真田昌幸によって築城された上田城は第一次・第二次上田合戦で徳川軍を二度にわたり撃退した難攻不落の城として知られています。NHKの大河ドラマ「真田丸」でも注目を集めました。また、上田城の東虎口櫓門(ひがしこぐち・やぐらもん)はサマーウォーズの陣内家の門のモデルになっています。
観光客の姿は、門付近と真田神社で多くみられましたが、上田城跡公園内は忍者修練場などはあるものの、閑散としていている印象をもちました。
途中に博物館もありましたが、人はあまり入っていないようでした。個人的な感想ですが、資料館には堅い雰囲気があり、気軽に入りずらいということと興味のない人は楽しみ方がわからないと | 2022-08-09 |
71 | | 歴史的文献を後世に残すには? | 資料館や博物館に大切に保管されている歴史的文献を保管するだけでなく、拝見しやすいように受け継いでいきたい。その時、文献の内容をどのように保管すればよいのだろう。紙媒体とデジタル媒体の大きく二つの観点から考えてみる。
各媒体の保存年数は写真のグラフより参照いただく。保存をすることを第一に考えると石や紙の優位性が見られるだろう。しかし石媒体は紙媒体より、紙媒体はデジタル媒体より書き込めるデータ量が小さくなる。そして保存する際かさばるという特徴もある。 | 2022-08-09 |
72 | | 『本はどのように消えてゆくのか』を読む | 書棚にあった本の一冊『本はどのように消えてゆくのか』(津野海太郎著、1996年)を自炊しタブレットで読みました。4半世紀も昔の本ながら、久しく置いておくだけになっていました。このように存在し続けている書籍という紙媒体の恩恵はそのようなところにあるのかとそのありがたさを改めて感じました。当時、デジタル化されていたらおそらく今手に取ることもなかったのではないか。デジタルデータの保全・継承の難しさは紙媒体をはるかに超える困難があります。
四半世紀経つと、当時、あるいはそれ以前当たり前だったことが忘却の彼方へと遠ざかりかねない危険に改めて気づかされました。木版から活版印刷へ、さらに写植オフセットへ。そういう変化があったか。記憶を新たにしたのは「ガリ版刷り」。そういえば私も大学生の頃までガリ | 2022-08-04 |
73 | | 中間発表~神川小学校の地域学習支援~ | 今年度「神川小学校の地域学習支援」というテーマで進めてきたプロジェクト研究の中間発表資料です。地域探検を現在計画しており、「自分が直接感じたものが尊い」という神川小学校とゆかりのある山本鼎先生の言葉や、押し売りの価値観ではなく自分が直接感じたもの=本来の価値観を大事にして欲しいという思いで、この計画を立てました。今後神川・山本鼎の会の方々にもご理解いただき一緒に進めていきたいと考えています。 | 2022-07-27 |
74 | | (5/23 5/30 ゼミ記録) 子供たちの成果物を読んでみて | *限定公開していた記事を一部修正し再度投稿した記事です。
開発ミーティングの最中話題に出た某小学校で使用されているd-commons.netの記事を閲覧した。
校内探検という触れ込みで、各々校内の好きな場所や不思議に思った場所を撮影し、撮影した理由や紹介を添えて投稿するという流れである。一般公開はされていない。
この調べ学習は、生徒達の好奇心や探求心を育むだけではなく、校内の姿をそのまま写真に残すことができるため、後輩達の学習の手助けになる事も学校の歴史や風景を学ぶ資料としても活用する事ができる。
生徒達の記事は読んでいてとても興味深く面白かったし、意義のある学習だと感じた。
一通り読み終えて、このデジタルマップに必要だと思った機能はコメント欄である。その理由として、
1、質問ができない
2、投 | 2022-07-26 |
75 | | 小諸のデジタル・アーカイブ活動中間発表 | 小諸のデジタル・アーカイブ活動についての報告です。具体的には、小諸の蚕糸業資料に対して、「デジタル化」「YouTube撮影」「講演会・イベントの参加、撮影」という活動を行いそこから得た知見について述べています。 | 2022-07-25 |
76 | | 2022年ゼミ中間まとめ「d-commons.netのUI磨き上げ」 | 2022年前川ゼミ研究「d-commons.netのUI磨き上げ」
中間発表で用いた資料。 | 2022-07-25 |
77 | | Googleマップの活用方法・課題点について | 2022年7月上旬「西川町資料館利用説明会」に参加した。実用化されたデジタルマップの使い方について説明を受けた。説明会の中で、投稿した記事がGoogleマップ上ピン立てされる機能が説明会参加者の興味を引いている印象を持った。
このGoogleマップを活用したアイディアとして「マップ上に投稿した写真を反映させる」というものがある。添付した画像がそのイメージ図で、ピン立てだけではなく写真も表示されればユニークで面白いマップになるのではないかと考えた。
また「投稿時にグーグルマップの位置を設定する時、初期設定は長野大学にピン立てされている」という点は不便に思える。長野市などの他の街にピン立てしたい場合手動では時間が掛かるため、わざわざ位置コードを入力しなければならず面倒に感じるからだ。大まかに長野駅や松 | 2022-07-14 |
78 | | 糸のまち・こもろツアー | こちらの写真は、2022年7月3日に行われた糸のまち・こもろツアーの様子です。
まず、酢久商店(純水館資料館前)へ集合し、そこから地元会員ガイドの清水季志子さん、清水寛美さんを中心にこもろの町を散策しました。
散策した場所は以下の通りです。
・嶋田屋(明治16年まで萬屋太物呉服店)
・海慶院
・宗心寺の高橋平四郎のお墓
・小山家一族のお墓
・寿町の蚕種蔵
・工女さんのお墓
・丸萬製糸場
・光岳寺
・宗心寺山門より荒町通り豪商
・純水館(小山家前)(渋沢栄一宿泊の家)
・玄関前の小山久左衛門銅像 | 2022-07-10 |
79 | | d-commons.netによる 地域学習の包摂的支援(2022) | ▲発表資料(PDF)
デジタルコモンズクラウドサービスd-commons.netによる地域学習の包摂的支援
(2022/06/28 デジタルアーカイブ学会 第2回DAフォーラム)
前川道博(長野大学企業情報学部)
▼研究の概要
分散型地域デジタルコモンズ(デジタルな地の共有地)の実現を支援する目的で開発を進めてきたクラウドサービスd-commons.netを2020年『みんなでつくる下諏訪町デジタルアルバム』に適用して以来、その汎用化・普及推進に取り組んできた。それ以後、『みんなでつくる西部地域デジタルマップ』『みんなでつくる信州上田デジタルマップ』等、タブレットを活用した児童生徒の主体的学習支援、地域資料のデジタルアーカイブ化、キュレーション型地域学習支援、教員向け地域学習研修支援といった多目的な方向で包摂的に地域学習・地域活動の支援ができ | 2022-06-26 |
80 | | 立科町散策④ 【気づき】 | 2022/06/21(火)
4時間ほど立科町を散策。
十分すぎる時間だろうと思っていたが予想以上に立科町は魅力あふれる町だった。
そのため、思っていた場所の半分も回れず……。
また、次の機会を見つけて訪れようと思う。
短い時間であったが多くの気づきがあった。
最も大きな気づき、感じたことは「もったいない」
ということ。
立科町は芦田宿・大庭遺跡・その他寺社仏閣等
何百年、何千年の歴史を持つ建造物、遺跡、自然が多数存在している。
しかし、そのどれもが生かしきれていないんじゃないか
と思った。
宝の持ち腐れのような感じがしてならない。
せっかくおおきな魅力を持ち合わせたホンモノの建造物、ホンモノの資料、ホンモノの自然があるのなら
生かす以外の選択肢はないはずだと感じた。
もちろん、行政との兼ね | 2022-06-22 |
81 | | 蚕糸の光について | 2021/10/30
会場:上田マルチメディア情報センター(長野県上田市)
話し手:糸のまち・こもろプロジェクト理事長 清水寛美
紹介資料:蚕糸の光(1956年6月号)
| 2022-06-13 |
82 | | 藤本蚕業歴史館 ① | 藤本蚕業歴史館へ資料の見学に行きました。
資料を見ても最初は意味が分からず、特に興味深いと思えませんでしたが、視点を変えながら読み込んでいたら思わぬ発見がありました。
蚕業という自分には見分がない分野においても、何かを発見しようとしながらじっくりと向き合うことで見えてくるものがあるのだと実感しました。
詳細については(②)後日投稿しようと思います。 | 2022-06-27 |
83 | | 【2022/7/2~7/3開催】民間で始まる蚕糸業ものがたり | 小諸市で2日間にわたり、小諸の蚕糸業について学ぶ「民間で始まる蚕糸業ものがたり」を開催します。
【民間で始まる蚕糸業ものがたり】
主催:特定非営利活動法人 糸のまち・こもろプロジェクト
【講演】
日時:2022年7月2日(土曜日) 10時~16時
会場:ステラホール(小諸市交流館内)
参加料:500円
講演1:午前10時「シルクの里 純水館ものがたり」~制作秘話~ CTK報道制作部長 後藤 理恵氏
講演2:午後13時30分「小諸の交通と蚕糸業」元長野県立歴史館総合情報課長 宮下 健司氏
【糸のまち・ツアー(着物参加大歓迎)】
日時:2022年7月3日(日曜日)
参加募集:20名(地元会員ガイドがご案内いたします)
集合時間:午後13時30分(ツアー所要時間2時間)
集合場所:荒町 酢久商店駐車場(純水館資料館)前より
荒町商人記録を巡る 渋沢栄一宿泊の家(小山久 | 2022-06-10 |
84 | | 分散型デジタルコモンズの汎用モデル開発(2020) | 【PDF左】研究発表予稿 【PDF右】研究発表説明資料
前川道博/分散型デジタルコモンズの汎用モデル開発:下諏訪町地域アーカイブの構築を通して
デジタルアーカイブ学会第5回研究大会 2020年10月18日
▼研究の概要
デジタルコモンズの実現に向けては、利用者の立場に立ち、一人一人の知的生産の支援、生産された知識の共有・利用促進を図ることが必要である。本研究では、分散型デジタルコモンズを汎用的なクラウドサービスとして設計し実装するための基本モデルをとりまとめた。多様な諸地域、諸資源の状況に適応しつつ、柔軟に地域資料のメタデータ構造に適応できるデジタルアーカイブのクラウドサービスの汎用的なモデル・方式を設計し、下諏訪町地域デジタルアーカイブを構築した。 | 2022-06-10 |
85 | | 地域学習モデル「蓼科学アーカイブ」(2019) | 【PDF左】研究発表予稿 【PDF右】研究発表説明資料
予稿は2017年、発表説明は2018年の蓼科学を対象とした点に違いがあります。
前川道博/スマホ・アーカイブサービスを適用した地域学習モデル「蓼科学アーカイブ」
デジタルアーカイブ学会第3回研究大会 2019年3月16日
▼研究の概要
長野県蓼科高校の「蓼科学」は、生徒が地元立科町を学ぶ地域科目である。学習メディア環境にはスマホとアーカイブサービスを適用した。アクセス側の主体性において成立する自己開発/学習機能の実現にその主眼を置いている。「蓼科学アーカイブ」は、生徒たちの地域探検(取材)をアーカイブサイトに載せ合う形で地域理解を深める学習プログラムである。生徒がスマホを使って地域を記録し、皆で地域アーカイブを構築できる学習メディア環境「信州デジ | 2022-06-10 |
86 | | 地域の知の編集を支援するAIIの概念(2015) | 【PDF左】研究発表説明資料 【PDF右】研究発表予稿
前川道博/地域の知の編集を支援するAIIの概念~知識基盤プラットフォーム創出とオープンデータ促進に向けて~
日本教育情報学会・第31回年会 2015年8月29日
▼研究の概要
デジタルアーカイブの全般的な課題はその活用を促しにくい点にある。本研究では、地域の知を内包するデジタルアーカイブから知識・事象を関連付けたり、相互参照することを促進する機能「AII(Augmented Intelligent Interaction=知識の接触への限りなき増大)」の概念を提出する。これにより、誰もが知のアーカイブ化、知の編集を行いながら、集合的かつ分散的にAIIが実現される地域知識基盤プラットフォームの構築が可能であることを予見する。合わせてこれらが資料等のオープンデータ化によって促進できることを示す。 | 2022-06-06 |
87 | | 姨捨駅と姨捨の棚田 | 標高551mにあるJR東日本の駅『姨捨駅』
日本三大車窓の1つとして知られている。
全国でも珍しい「スイッチバック方式」を採用しており、本当に行ってよかった「鉄道ファンがガチ投票!駅総選挙2022」では、第5位を獲得し話題となった。
ホームからは棚田と善光寺平を見渡すことができ、姨捨夜景ツアーも開催されている。
姨捨の棚田では、「名月の里 おばすて 千曲市棚田貸します制度」で棚田のオーナーになり稲作体験もできる。
2020年6月19日に文化庁から「姨捨の棚田」が日本遺産に認定されたことをきっかけに、2021年12月22日にオープンした千曲市日本遺産センターにも注目。千曲市内の文化財とストーリーなどの資料の展示、歴史の紹介、イタリアン料理も楽しめる。 | 2022-05-10 |
88 | | 『埋もれた歴史』自費出版の労作 | 今から3年ぐらい前になるのかな?
ふだんは翻訳のお仕事をされている東郷えりかさんが歴史の探求で上田市に来られてその時にお話をお聞きし、上田市教育委員会にご案内しました。その探究成果を『埋もれた歴史』という書籍にまとめられました。それが2年前の2020年です。
書籍の表紙の写真にご注目ください。馬に乗る人物が最後の上田藩主松平忠礼です。その傍に佇む方が東郷さんの高祖父の方になります。この方は「門倉伝次郎[LINK]」です。『上田市史・下巻[LINK]』(1940年、1238~1239頁)に記されています。
幕末、上田藩上屋敷は隅田川に面した浅草瓦町、幕府の御蔵のすぐ隣にありました(「 | 2022-05-08 |
89 | | 上田小県の感染症に関する情報源泉ピックアップ | 『上田小県における感染症の歴史』 発刊記念研究発表会(2022/03/26)およびブックレット内容に関連する一次資料の一部を以下にピックアップします。
★私共の村(『塩尻時報』第14号1920/03/11)
★トラホーム予防に就て(『塩尻時報』第14号1920/03/11)
★第二章 近代上田のはじまり/第四節 新しい生活環境へ
一 病気と対策
二 予防・衛生の普及
三 病院と医師・保健所
(『上田市誌 第14巻 近現代編(1)「新しい社会を求めて」』66~72頁)2002年10月)
★加美畑神社の疱瘡社(『神畑村誌』163,260頁)
★川辺村の赤痢1914年(『神畑村誌』163 | 2022-04-03 |
90 | | 『上田小県における感染症の歴史』発刊記念研究発表会2022/03/26 | 上田小県近現代史を考える集い
『上田小県における感染症の歴史』発刊記念研究発表会
2022/03/26(土)14:00~16:10 上田市立上田図書館大会議室
主催:上田小県近現代史研究会
協力:d-commonsプロジェクト(長野大学前川研究室プロジェクト)
後援:デジタルアーカイブ学会 地域アーカイブ部会
▼全編動画記録 (116分)
<発表会プログラム>
☆開会の挨拶 小平千文会長
☆基調報告「社会科学の課題としての感染症」 桂木惠
☆報告1「上田小県における『スペイン風邪』の実態と対応」 冨田隆順
☆報告2「ジェンダーの視点から見た感染症」 清水たか子
☆閉会の挨拶 村山隆
<発表ごとの記録(別ページにリンク)>
★開会の挨拶 小 | 2022-04-02 |
91 | | 分散型地域デジタルコモンズ d-commons.netの開発 | ▲デジタルアーカ犬
前川道博 d-commonsプロジェクト/長野大学
【1】はじめに
分散型地域デジタルコモンズは、地域デジタル知識循環型プラットフォームのコアとなる知識・データの共有地である[1][2]。その中核のクラウドサービスとなるd-commons.netを開発した。現在も地域資料のデジタルアーカイブ化、地域学習支援など多目的的で柔軟な運用、長期にわたる運用ができる課題解決の支援にd-commons.netを適用し、サービスの機能強化を図ってより実用性の高い、使いやすいサービスを目指している。
デジタルコモンズはさまざまな知識や学びの成果をどの地域からでも、誰でもが載せ合えるクラウドサービス上の「ネット上の本棚」(デジタルアーカイブ)、クラウドサービスと | 2022-03-13 |
92 | | デジタルコモンズが拓く地域資料のデジタルアーカイブ化 | ▲デジタルアーカ犬
前川道博 d-commonsプロジェクト/長野大学
【1】消費する知識から活用する知識へのパラダイムシフト
知識消費型社会から知識循環型社会へのパラダイムシフトが今世界中で起きています。これまでの社会では知識を書籍や講座などから受け取るものが知識、学問分野の権威が提供する知識、それを獲得することが学習と思い込まれてきた傾向があります。知識の源泉の一つは、それ以上は遡れない情報源、つまり一次資料にあります。書籍や講座は研究者などが咀嚼・編纂した二次情報に過ぎず、受け手は普通それを受け売り(消費)することぐらいしかできませんでした。さらにはデジタルな手段が当たり前に使えるようになったことにより、知識とは活 | 2022-03-13 |
93 | | 自力で、ファミリーヒストリー | 人物伝に、曾祖父志津衛は、上田の士族、鈴木幸蔵の次男とあります。兄は平吉さん。こちらが本家筋になります。外地で殉職して、引き揚げてきたため、志津衛の墓石は、本家の隣に置かせていただいています。そこには古いご先祖様方の墓石があり、三太夫重明、彦三郎重義、重直、六郎衛門頼母などの名前が読み取れます。これら検索して行くと、静岡あたりにつながるようなのですが、どうなのでしょう?上田にはたくさん古地図が残っていてアーカイブ化されていますね。街中にも掲示されているものがあります。どれどれと探していると、鈴木姓がいくつか見つかりました。助之進という方は娘が殿様に嫁入りされたような・・・
昨日、上田にお邪魔した際に、再度その地図を確認したところ市役所に隣接している場所に、鈴木平太左衛門とい | 2022-02-21 |
94 | | 那須与一に関係するイベントなど | 『扇の的弓道大会』
中禅寺湖に浮かんだ船の上の扇を的とした弓道大会です。毎年約1500人が参加します。私も中学生の時に参加したことがあり、先輩から先頭の船に乗っている巫女の人形の名前はキャサリンだと教えられました。根拠はないため、ひとつの噂話として頭に入れていただけるとうれしいです。
場所→栃木県日光市中宮祠
日時→8月4日 8:00~15:00
『与一弓道大会』
那須与一の偉業を顕彰するための大会です。中高生の参加者は県北地区居住者に限られます。的が扇型になっています。
場所→大田原市福原玄性寺与一弓道場
『大田原与一まつり』
那須与一を称えるまつりです。昼の部には武者行列、子供みこしが、夜の部には与一踊りがあります。令和2年度から令和4年度の3年間休止されています。
『扇の | 2022-02-15 |
95 | | 信州上田学を通して | 信州上田学は上田市について詳しく調べるきっかけとなった。他人と友人が全然違うように、よく知っているということは愛着に繋がった。
私はサントミューゼについて探求して、サントミューゼが更に好きになった。色々な工夫や理念、ルーツが共感できたり、面白いと感じたりしたからだ。次、訪れる時には調べる前と違う視点で楽しめると思う。
信州上田学を通して、情報を夢中で探すことの楽しさに気づけた。インターネットで検索すれば、無料で簡単に手に入るからこそ、情報の価値に気づけていなかったように思う。実際にまち歩きをしたり、図書館や資料館を訪れたりして、自分の足をつかって・お金を払って情報を得るということが新鮮で面白く、重要だと感じた。
この投稿のように、ネット上に誰もがアクセスできるように情 | 2022-02-15 |
96 | | まとめ | 松平忠固を調べる中で関良基さんの著書『日本を開国させた男、松平忠固』の比重が大きくなってしまったが、本書を読んで、慈悲深い領地運営や開国と交易の主張を貫いた姿勢から忠固の人となりが見えてきた。また、井伊直弼や徳川斉昭、開国、不平等条約改正などさまざまなものの見方が変わったことは収穫だったと思う。歴史から抹消されていた史実が掘り返されると通説が覆されることがあるので、本当の歴史を知っておくためにもそういった情報を仕入れていきたい。
参考資料等
・関良基著『日本を開国させた男、松平忠固: 近代日本の礎を築いた老中』(1,2番目の記事の写真の出典)
https://www.google.com/url?sa=i&url=https%3A%2F%2Fwww.amazon.co.jp%2F%25E6%2597%25A5%25E6%259C%25AC%25E3%2582%2592%25E9%2596%258B%25E5%259B%25BD%25E3%2581%2595%25E3%2581%259B%25E3%2581%259F%25E7%2594%25B7%25E3%25 | 2022-02-14 |
97 | | 「私の地域探求」一覧(情報通信文化論2021成果物) | ★:マイテーマ ◆:探求者のマイサイトにリンク 【1】~【7】の地域は上田
【1】上田の歴史
★1「上田藩第6代藩主 松平忠固」(探求者:yo-to)
★2「上田の歴史(貿易、蚕糸業、金融)」(探求者:じょうじ)
◆3「明治の上田での生活」(探求者:T)
★4「戦時中の暮らしについて」(探求者:みるくた | 2022-02-13 |
98 | | 地域探求のまとめ | 今回、情報通信文化論の研究のために上田市の映画館について調査した。調べるにあたって、インターネットで検索したり、図書館に行き資料を探したり、実際に現地に足を運ぶことを行った。
調べていて一番に感じたのは、どの資料からも同じくらの情報しか得られないということである。探している情報がかなり古いということが原因か、元となる一次資料が極めて少ない。図書の資料であれインターネット上の記事であれ、元の資料が少ないことから、同じ資料から情報を得ざるを得ない。そのため、どの資料からも同様の情報しか得られないという結果になったのでは無いかと考えられる。
だが、あくまでこれは歴史などを調べる時限定の話であり、現在を知りたい場合はと感じた。なぜなら、インターネット上の記事や図書は、過去に誰か | 2022-02-13 |
99 | | まとめ | ため池のつくられた歴史や、民話などを調べることで、ため池自体ができた経緯は降水量の関係で同じだったことがわかった。しかし、そのため池一つ一つには違ったエピソードが存在することがわかりおもしろかった。
現実離れした民話が多く残っており、特に、舌喰池に残っている伝説は印象的で、このように残酷な話が残っていることが衝撃だった。
面白い話を知ることができたし、知らなかった歴史を学ぶことはできたが、ネット上では思うように深掘りをして調べことができなかったように感じる。そのため、受け売りとなる二次情報ではなく自ら調べる一次情報の重要さを実感した。
〈参照した資料〉
Googleマップ
信州上田 塩田の里 http://www.shiodanosato.jp/
長野県上田市塩田地域におけるため池群の維持管理と存続https://www.geoenv.tsukuba | 2022-02-12 |
100 | | 2021信州上田学事業報告/デジタルコモンズ&地域資料 | 2021年度信州上田学事業報告
「子どもから高齢者まで幅広く学べる
信州上田学デジタルコモンズ
地域資料デジタルアーカイブ化」
2022/02/12 前川道博@長野大学企業情報学部 | 2022-02-12 |