常盤町30年のあゆみ

日付:2023年8月 作成者:やた

この度取り扱う「常盤町30年のあゆみ」は、平成4年12月1日に発行されたものである。また、発行所は常盤町自治会(上田市常磐城6丁目)、発行人は自治会長である白鳥文彦、編集人は30年誌編集委員会、印刷所は田口印刷株式会社・上田市常田2-13-10・TEL(0268)-22-0680(代)となっている。この冊子を受け取った祖父によると、購入ではなく配られたものであるそうだ。

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常盤町30年のあゆみ 目次

常盤町30年のあゆみ 目次

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常盤町30年のあゆみ
 1.入居当時の常盤町
 2.昭和50年当時の航空写真
 3.常盤町周辺の航空写真
 4.常盤町の歌
 5.常盤町地籍の小字図
 6.歴代自治会長
 7.完成近い自治会館
 8.発刊に当たって
 9.「常盤町30年のあゆみ」
第1章 常盤町の自然と歴史
 第1節 大字常磐城地区の変貌
 第2節 自然の様子
 第3節 上田市の歴史
 第4節 常盤町周辺の寺社・史跡等
第2章 常盤町の団地造成と自治会の発足
 第1節 戦後の市内住宅事情と常盤団地の造成
 第2節 団地造成に対する生塚住民の協力
 第3節 県企業局の団地造成計画
 第4節 宅地区画と住民募集経過
 第5節 自治会の発足と自治会館建設
 第6節 当時の入居者構成分布
 第7節 初期の公共生活環境整備に向けて
 第8節 住民の申し合わせ諸規約
第3章 30年のあゆみ
 第1節 常盤町30年の沿革表
 第2節 団体・委員会の発足とあゆみ
 第3節 同好会の発足とあゆみ
 第4節 町内行事の発足とあゆみ


常盤町の歴史 昭和35年から昭和39年まで

今回の「常盤町の歴史」では、常盤町創立(昭和35年)から平成3年(「常盤町30年のあゆみ」に記載されている範囲)の範囲内を可能な限り記す。内容に関しては私個人が重要な事を抜き出し及び文章を変更して記載すると事実と異なる内容となる危険性があるため、記されている内容をそのまま記載する。尚、該当ページは第3章常盤町30年のあゆみ、第1節常盤町30年の沿革表が記されている77頁~100頁である。文量が多いため、5年毎複数のページに分けて記載する。

昭和35年
12  県企業局より住宅団地造成計画のあることが地元(生塚区)に示される。
昭和36年
2   このころから生塚区及び関係地主の対応が具体化し始め、団地造成委員会を設けたり関係地主大会も開かれ、県や市との交渉・話し合いが頻繁にもたれる。
7   県・市が造成予定地全阿智の測量を4日間にわたって行う。
9   国道18号線から団地につながる取り付け道路の当初計画変更に伴い、新道路関係の地主会が開かれる。
9   団地情勢の地鎮祭を行う。
10  分譲住宅40戸の建設始まる。
昭和37年
5   40戸分が分譲され入居第1号は西沢芳治さん。
10  自治会結成準備会秋和鉱泉で開かれ班編制と班長選出をする。準備会には入居していた全37戸からの出席があった。
10  自治会長を選出し町名を「常盤町」と決定する。
12  街灯工事が始まり初の5灯が点灯する。
昭和38年
2   西小及び三中PTA支部を結成する。
3   西団地の分譲住宅建設が始まる。
4   市の西部地区一帯に風速25~30mの烈風があり町内の屋根がわらが破損14戸97枚、タキロン屋根破壊悲惨2戸、北信セメント企業組合が即刻屋根がわらを修理する。
4   県企業局へ団地内道路及び排水路の整備促進について町代表4人が陳情に行く。
7   納税組合を結成し、税金を一括納入することにする。
8   西団地の36戸がしゅん工し、入居が始まる、
10  第1回敬老会を開く。
   該当のお年寄り2人
11  増築の街灯が全部点灯し、町内が明るくなる。
12  千曲・川中島の両バス会社へ急行バスの生塚停車実現の要望陳情書を提出する。
12  常盤町自治会館がしゅん工し、県企業局より引き渡しを受ける(公費206万円、宮原土建施工)
昭和39年
2   公衆電話ボックスが開館の西側空き地に設置される。
4   自治会館しゅん工祝賀会を挙行する。
5   会館前庭に多行松を植樹する。
6   川中島バス会社へ急行バスの生塚停車実現について陳情する。
7   「分譲によらない建設住宅の取扱いについて」の申し合わせを定める。
8   会館庭の遊園地にブランコ・スベリ台等の固定遊具を設置する。
8   常盤町と緑が丘西区との境界線を決定する。
(須波三穂神社を目標とする小水路を境界とする=平成4年現在の上田警察署前通り水路にあたる) 
8   記録的な集中豪雨(2時間ばかりの間に合計5.4mmの降水量)があり、町内一帯に床下浸水などの被害が出る。
9   自治会組織に新たに社会部を設ける。
11  今まで10月切り替えであった自治会事業年度を、12月切り替えに改める。
    「常盤町自治会婦人規定」ができる。


常盤町の歴史 昭和40年から昭和44年まで

昭和40年
1   新年の賀詞交換を行う。(以後毎年実施している。)
3   太郎山に山火事が発生して4時間余り燃え続け自治会館が消防詰所となり、炊き出しをする。
8   台風のため町内にも被害が発生する。
昭和41年
3   町内道路舗装促進の陳情書を市に提出する。
3   郵便ポスト設置実現の陳情書を上田郵便局へ提出する。
6   急行バスの生塚停車実現の陳情書を川中島バス会社へ提出する。
12  社会部と西小PTA支部共催で「ママポリスさんと語る夕べ」が開かれる。
12  道路簡易舗装第1期工事180mが団地入り口から始まる。
昭和42年
2   山火事が発生し、3時間余り燃え続ける。
3   町内下水路改装(100万円)がしゅん工する。
4   米寿会(初期は老人クラブと称した)が発足する。初代会長は武井武四郎さん。
4   有線放送地鎮祭が行われ、西部地区一帯の工事が始まる。整備地区の加入者350戸うち常盤町8戸。
5   第8回西部地区少年少女野排球大会に常盤町チームも参加する。
5   西小PTA支部廃品回収を実施、収益金7,133円。
6   道路簡易舗装第2期分300mの工事が始まる。
10  消防地下貯水槽(13.5m×2.0m×1.3m)が中地区唐沢功さん宅前にしゅん工する。
10  西小PTA支部廃品回収を実施、収益金7,289円。
昭和43年
5   町婦人部の必要性有無について懇談会を開く。
6   町婦人部・社会部共進の映画界を開く。
7   町婦人部主催の「シイタケ・信州シメジ自家栽培講習」を開く。講師は市農協農事主任・営業技術員山宮君夫氏。
10  秋和鉱泉道路(団地の南端)が改修される。
10  「住居表示に関する法律」の説明会が会館で開かれる。
12  国道から団地の入り口にあたる生塚交差点に押しボタン式信号機が設置される。
昭和44年
4   郵便ポストが実現する。
7   急行バスの生塚停車が実現する。
9   新住居表示法に基づいて常盤町は「常磐城6丁目」と呼ぶことになる。
10  西遊園地に固定遊具が設置される。


常盤街の歴史 昭和45年から昭和49年まで

昭和45年
1   自治会会則が一部変更し、監事2名を置く。
9   「これからの親と子のあり方」の講習会を開く。
    講師は上田三中校長黒坂周平氏。
10   西小・三中PTA支部廃品回収を実施、収益金20,884円
11   新上田橋が完成する。
昭和46年
9    敬老会を市老人福祉センターで開く。米寿会員33人出席。
10   常盤町簡易郵便局が開局する。
10   上田市交通安全協会鎌原支会の分会として常盤町分会が設立される。
10   自治会館南側の道路を日曜広場として利用し始める。
12   町婦人部主催で金子康夫さん撮影の8mm映画「常盤町の誕生より今日まで」の上映会を開く。
12   団地南端の交差点(山寺さん宅前)へカーブミラーや「止れ」の交通標識が建つ。
12   追加の道路舗装工事が完了する。(25班唐沢さん北側、24班小林さんと松岡さんの間の6m道路、3班武井さん前の6m道路)
昭和47年
1    第1回太郎山元旦登山を行う、5時00分発出発50余人参加する。
2    果樹などせん定講習会を開く。講師は市農政課の田中さん。
3    婦人部主催の育児相談・乳幼児の身体測定・家族計画の個人指導を行う。指導は市保健婦さんと助産婦さん。
4    上田バイパス対策委員会(西部地区の地主・市議会長・学識経験者など18人で構成)の第1回会合が開かれる。
5   有志13名で編成した常盤町ママさんバレーボールチームが市体育館での大会に優勝する。このことがきっかけとなって51名の常盤町チームが結成される。
11  消防署の新庁舎が完成する。
5   西部地区少年少女野排球大会で排球が第3位
5   婦人部主催の「料理及び電気器具講習会」を開き、中電サービス係の話を聞く。
6   会館前の日曜広場の立て看板取り外しは今まで班長がしていたのを町内全戸の持ちまわりですることになる。
7   第1回「上田わっしょい」が行われ、当町でも常盤町連をつくって初参加する。41人参加。
9   敬老会を市老人福祉センターで開く。老人の出席21人。
11  常盤町創立10周年記念祝賀会を行う。来賓に市長他25人、会館庭に記念樹のクロマツ1本植え、各戸へ湯飲み茶わん1個を配る。
昭和48年
1   太郎山元旦登山を行う、参加者46人。
   新年の賀詞交換会を行う、参加者50人。
1   町内班編成替えをし、新しい班名になる。また4地区に部長を置くことになる。自治会の戸数213戸。
2   家庭果樹せん定講習会を開く。講師は市農協神科支所の横沢技術員。
2   市土木課へ本年中に町内道路の80%舗装要請の陳情をする。
3   婦人部主催のリボンフラワー講習会を開く。講師は千曲高校清水教諭。
4   婦人部による民謡コーラス部が発足する。部員数27人。
5   婦人部主催の料理講習会を開く。講師は中電サービス係。
5   婦人部主催の木彫講習会を開く。(日を空けて3日間行う)講師は橋本工芸の橋本千春氏。
5   上田警察署へ信号機設置・通学路の安全確保についての陳情をする。
6   町内バレーボールの大会を開く。従来は東西地区対抗で行っていたが町内4地区制になったので4地区対抗となる。参加者は18歳以上の女子、九人制で行う。
7   「上田わっしょい」に常盤議連を作って参加する。こども、おとな合計70人。
8   初の盆踊り会を開館庭で開く。主催は社会部、公園は民踊グループ・老人クラブ・民謡同好会・小中PTA支部、14~16日、150人参加。
   (これ以降毎年14~16日に開かれる)
9   敬老会を市老人福祉センターで開く。案内状発送45人分、そのうち当日の出席者28人。
10  常盤町バレーボールチーム(女子)が市総合体育大会で第3位に入賞する。
11  町婦人部主催の「育児及び更年期障害」についての実技講習会を開く。講師は上田保健所保険婦さん。
昭和49年
1   太郎山元旦登山を行う、参加者66人。
   従来は新年賀詞交換会と呼んでいたのを改称し、新年懇親会と呼ぶことにする。
4   常盤町米寿会々則ができる。会員数40人。
5   第15回西部地区少年少女野排球大会で常盤町野球チームが準決勝まで進出する。
5   沖中田地籍の水路改修工事が完成する。
7   「上田わっしょい」に常盤町連を作って参加する。参加者45人。
9   町敬老会を自治会館で開く。金子安男さん撮影8mm映画やクラブ員の余興を披露する。老人の席30人。
11  「くらしの中の工夫」の講演会を開く。講師は東部町の横関正喜さん。30名出席。
12  上田署の防犯診断が行われる、自動車・自転車の施錠忘れが目立つ。


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