上田のelaboration

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 上田の一番の課題は地元の住民が上田市の歴史についての姿勢が問題あると考えた。交通の不便さ、若者へのアプローチの弱さ、そこから繋がる上田の地の魅力が広く知られていないなどの課題がいろいろある中、地元理解という土台が無ければ上田市が発展するにあたり、観光客の理解が深まらず上田の魅力が伝わらないと考えた。これより、上田の課題を地元理解に絞り、なぜその課題が提起され、その課題をどう解決させていき、どのような結果になることが理想的であるかを探究し提示することを目的とする。
 例を挙げると、「真田丸」というドラマが始まり、真田幸村が大いに話題を呼んだ。上田市はその話題に際して、上田城を築城したのは真田昌幸であるという真実を広く公表することなくイベントや観光客を迎えた。さらに現在、上田城として残っている城は仙石忠政(写真)という江戸時代の武将が再度築城したものということを上田の人も知らない人も少なくない。上田が話題になり観光客が増えたときだけバスを活用させることはバスを長期的に利用するきっかけを少なくし地域活性化に生かし切れていないと考えた。地元の人が正しい知識を把握し、それを伝えていく姿勢が上田の発展、魅力発見には不可欠となる。
 私は上田市の地域の役割は歴史を後世につないでいくためにありのままの形で残していくところに地域役割があると考えた。若者の娯楽施設が少ないという声があるが、歴史を残すという役割を担っているのならそこに価値があり、若者へのアプローチが薄いのも納得できるのではないかと考えた。ならば、歴史ある場所への交通の便を豊富にし、無料化やバスガイド導入やバスの広告を行うなど歴史へのアプローチを強めていく必要がある。
 方法としては上田城などでのイベントを行い、上田の歴史についてのスタンプラリーや祭事を行いスタンプラリーの報酬としての特産物を使った軽食の無料提供など、歴史に焦点を当てたイベントを提案する。さらこの案は上田に大学があることを利点としたSNSでの地域発信が可能になる。デザインや内容を若者が描き、より多くの人に上田の魅力を伝えるとともに学生のデザインも世に送り出し双方のアプローチが可能となる。若者が歴史に触れることで地域をより知るきっかけとなり、地域はより活性化していくことに繋がる。
地元理解は地域への姿勢や価値観に大きく関わる重要な役割を担うと考える。先述したが、地元理解なしには上田発展はほぼ不可能であり、観光客を惹き付けることが困難になってしまう。まずは上田で生活している我々が様々な上田の魅力を知り、触れて、探究していくことが我々の知見を豊富にし、上田発展に貢献するのではないだろうか。

登録日:2023-01-19 投稿者:ばっさー
地区コード上田市
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カテゴリ名上田のelaboration
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