土偶型容器について

土偶型容器について

出典:ColBase(https://colbase.nich.go.jp/collection_item_images/tnm/J-7532?locale=ja

土偶型容器(どぐうがたようき)
頭部が開いていて足の表現がない人型(ひとがた)の容器で、容器型土偶とも喚ばれる。中から焼けた小児骨が出土した例もあることから、再葬墓という当時の東日本で流行した墓制に関わるものと考えられている。

画像の土偶型容器の出土地は長野県上田市腰越。弥生時代(前期)・前4~前3世紀頃のものとされる。現在は東京国立博物館が所蔵している。
国宝の縄文のビーナス、仮面の女神と比べると険しい顔をしている。首や胴が長く頭が大きい、腕が体全体に対し短いというようにバランスはあまり良くないように見えるが、小児を表しているのではないかと考える。

登録日:2023-01-29 投稿者:きた
ハッシュタグ
(キーワード)
ライセンスこのライセンスは原作についてあなたに対するクレジットの表示を行う限り、あなたの作品をリミックスし、改変し、あなたの作品を使って新しい作品を作ることを許すものです。これはもっとも懐の広いライセンスです。ライセンスされた資料の流通・利用の最大化のためにお勧めしています。 表示(BY)
投稿者きた
管理番号4
カテゴリ名その他
トップにもどる
地図で見る
情報を探す
キーワード
同じキーワードを持つ記事
壺形土器について

壺形土器について

土偶型容器について(2)

土偶型容器について(2)

長野県の土器について

長野県の土器について