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1上塩尻まちあるき:蚕室に備わる埋薪(まいしん)上塩尻まちあるき:蚕室に備わる埋薪(まいしん)蚕種製造を中心的に営んでいた家の造りは「蚕室」を備えている点に一番の特色があります。その中でも特に特徴的なのが「埋薪(まいしん)」と呼ばれる暖房施設を備えていること。韓国のオンドル(温突)を彷彿とさせます。寒冷地のこの地域は寒く、蚕が寒さにやられないよう蚕室全体を温める必要がありました。旧佐藤宗家の2棟ある蚕室には今も埋薪がしっかりと残っています。2022-11-29
2上塩尻まちあるき:家々の庭上塩尻まちあるき:家々の庭上塩尻まちあるきで訪問できた蚕種製造民家の家々に共通することは、立派な庭を備えていること。母屋は蚕種製造に適した蚕室を備えているため、大きく細長い構造をしている点に特色があります。その前面には庭があり、母屋の構造に沿う形で細長く庭が広がっています。馬場小路の旧馬場邸、清水卓爾邸は共に屋敷の構造が特に類似していました。もう一つの特色は庭の手入れが行き届いていること。庭木の剪定など庭の維持には手間がかかります。こうした庭を備え、かつその手入れが行き届いた姿の庭にすることがその屋敷のステータスでもあるこの地域の文化ではないかと思います。2022-11-29
3蚕種の里「上塩尻まちあるき」実施蚕種の里「上塩尻まちあるき」実施11/26(土)、藤本蚕業プロジェクト主催による「蚕種の里『上塩尻』まちあるき」を実施しました。上塩尻のまちあるきはこれまで何度となく実施してきました。今回のまちあるきは「佐藤家住宅(三ツ引)」が国登録有形文化財に登録されて実質的に最初のまちあるきです。地元上塩尻の住民の方々を交えて参加者それぞれが途中途中解説をしながら、または参加者どうしで対話をしながら上塩尻をめぐりました。 13:00、藤本蚕業歴史館前に集合し、佐藤家住宅(三ツ引)、旧佐藤宗家の蚕室、旧佐藤宗家の屋敷跡、旧馬場邸(現原邸)、清水卓爾氏邸、清水邸(加賀の殿様が使った雪隠)などをめぐりました。いつものことながらまちあるきはまったり、道草くいのイベントともなり、この日も例外にもれず。地元の方々も改めて地元の歴史を感じられた様子でした。2022-11-29
4上塩尻の変化上塩尻の変化かつて存在していた屋敷や建物がなくなると一気に景観が変わります。しかし、変わる前と変わった後の風景を並べないと何がどう変わったかすら認識ができないものとなります。 かつて蚕種製造の中心地であった上塩尻も例外に漏れず、知らず知らず集落全体が変容しています。道路側に長屋門があった屋敷が今年更地になっていました。何とも複雑な思いがします。 ★ビフォー 画像1点目 2011/11/27の記録 ★アフター 画像2点目 2017/09/08の記録2020-07-18
5全国町並みゼミで上塩尻をエクスカーション全国町並みゼミで上塩尻をエクスカーション全国町並みゼミが2018/11/16~18の3日間にわたり松代を会場に開催されました。全国から200名を超える人々が集う全国規模のイベントです。最終日11/18の午後、いくつかのコースに分かれてエクスカーションを実施しました。 私が企画したのは「蚕都上田エクスカーション」です。参加者は7名と少数ながら、全国から町並みに関心のある方々が参加しました。全国から来られた意識の高い方々だけに関心の向かい方も違い、案内する私の方が大きな刺激を受けました。地元の方々にも参加・同行していただき、直接、地元の方々と現地交流できたことも得難い体験として受け止めていただけました。give, then takeの大切さを改めて感じました。 当日は全国町並みゼミの午前のまとめ会の終了後、会場のロイヤルホテル長野をマイクロバスで出発。千曲川沿い2020-07-18
6まちあるき「魅力新発見 蚕種の里・上塩尻を歩く」まちあるき「魅力新発見 蚕種の里・上塩尻を歩く」2019/06/30上田市観光協会主催の上塩尻まちあるきに同行してきました。このまちあるきの企画は観光協会さんからご相談を受け、上塩尻の方々のご協力もいただいて実施したものです。 「観光地」のまちあるきではなく、歴史文化の素晴らしい地域資源を市民の皆様に触れていただく機会を提供し、地元をより深く知ってもらうことがねらいの一つです。 大雨が懸念されましたが、幸い、雨はやんだだけでなく、日差しが照り付け気温30度を超える過酷な気候条件でのまちあるきとなりました。 上塩尻の藤本蚕業歴史館に参加者が集合。私からも挨拶をさせていただきました。藤本蚕業歴史館を見学した後、藤本の蚕室を見学。「埋薪」(まいしん)という言葉を皆さん初めて接したようです。その後、加賀の殿様が参勤交代で使用した厠のある清水さ2020-07-18
7上塩尻の蚕種製造民家上塩尻の蚕種製造民家北国街道沿いに広がる上塩尻の景観が美しい。それぞれの家々の多くが、かつては蚕種製造業を営んでいた家です。それぞれが二階建ての瓦葺の建物で、2階に蚕室が備わっていること。建物も塀も質が高く、それが趣のある文化的景観をつくり出しています。二階の蚕室の雨戸も景観に美しさを添えています。 改めて、上塩尻のさりげない景観に美しさを感じ、写真に収めておきました。2020-04-22
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