苔むしたコンクリートの塊から飛び出る、錆びた金属片。 これも実は真田傍陽線の遺構である。 電車には当然電気が必要であり、その電気を電車に送るために必要なのが、架線という電線である。 その架線を吊り下げる柱、重い架線柱を支えていたのがこのコンクリートの基礎なのである。 上田城の堀の区間では、確認できたもので5つも残されていた。 全国数ある廃線跡の中でも、こういったものがこれだけ残っているところはそう多くない。 ここはとても貴重な場所なのだということをもっと広めていきたいと考えた。。
水面の亮岸に(神川橋梁橋台跡)
愛される鉄路(曲尾駅跡)
思わぬ発見(傍陽線神川の橋跡)
時代が変われど物流を支え続ける(真田傍陽線真田駅跡)
駅がないのに「駅前」?(駅前食堂)
役割は変われども(伊勢山トンネル)
叢の中で眠る(樋之沢駅跡)
近き水面のそばで(矢出沢川橋梁の橋脚)
堀から鉄路、遊歩道へ(公園前駅跡)
支え続ける、足元で(古レールの車止め)
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