当研究会の特徴と実績
【設立】1992年3月14日
【研究目的】
長野県の上田小県の近現代の歩みを掘り起こし、地域の発展に貢献する。
【研究会の特徴と実績】
「上田近代史学習会」を前身として発足し、フィールドを上田市から上田小県に広げ時代を近代から近現代に拡大しました。地域住民の視点に立って研究テーマを設定し、会員の個人研究や共同研究の成果をブックレットとして、1995年以後毎年一冊発刊してきました。この点がこの研究会の大きな特徴です。
5~9号の水シリーズのブックレットは、上田市中央公民館の委託でビデオ化されて、第一作「農と水の文化財 堰をあるく」以下、第2作「農と水の文化財 ため池を訪ねる」、第3作「千曲川のほとりを歩く」、第4作「飲み水を求めた人々の歩み」は長野県教育委員会のビデオコンクールで4年連続優秀賞を受賞しました。同時にこれらのビデオは上田市内の公民館や小中学校に配置され、生涯教育や学校教育で利用されています。
10周年を記念して、2003年1月1日ホームページを開設しました。2008年からは「蚕都上田プロジェクト」に参加し、「蚕都上田」をキーワードに町おこしの企画にも参加しています。2009年には「義民の里」青木村に関心を向けてブックレットを発刊しました。今後も地元の課題を地域住民の視点から取上げ、研究してゆきます。