塩田平をめぐり、塩田にがどのようなものに住む人々がどのような影響を受けているのかということが気になったため、まとめました。 塩田、自分の地元の塩沢を、地理院地図などを見ながら、工業、農業、観光、気候、地形の5つの視点から見ていきたいと思いました。
★クリップ150円で入浴可能な大衆浴場です。硫黄の香りが心地いいです。アメニティなどは置いていないので、持っていけば入浴できます。また、購入も可能です。
大湯と同じく、150円で入浴可能な大衆浴場で、アメニティなどはない温泉です。
大湯より駐車場が近く、少し駅から遠いですが利用しやすい点が特徴です。
電車を降りると、歴史を感じる趣深い駅構内が見えます。また、外観は和洋折衷の建築になっています。
現在はコロナウイルスの感染防止対策のため、利用できませんが、レンタサイクルもありました。温泉街まで少し歩かなくならないため、よい試みだなと感じました。
中善寺の参拝料は200円です。
中善寺に入ると、紅葉ときれいに手入れされた木々が見えます。とてもコントラストがきれいでした。
進んで右手に中善寺薬師堂があり、茅葺がきれいなお堂が見えます。長野県最古の木造建築であり、このように綺麗に残っていることに驚きです。
進んで左手には、枯山水のようなものがあります。整備されており、とてもきれいでした。
中善寺の近くに塩野神社があります。
神社に入ると、杉並木があります。荘厳な雰囲気があり、少し涼しく感じます。
奥に進むと門があり、橋があります。その奥に神社の本殿があります。本殿の建物は、楼門造りという珍しい建物です。
塩田城跡前に眺望の良い場所がありました。
ベンチや、駐車可能な場所もあり、たまに来て眺めたいと感じました。
前山寺に入ると、前山寺縁起というものがあります。ここには前山寺がどのようなお寺かという事が、詳しく書かれています。
先に進むと階段があり、門の隙間から大きなイチョウが見えます。入って右手には、大きな鐘があります。
中に入ると、大きなイチョウと奥に本堂が見えます。本堂は大きな三重等になっており、きれいです。
塩田には多くの工場が存在する。この写真はその中の一部の写真である。上田市は、最大5000万円の助成金なども出し、積極的に企業誘致を進めている。
参考・出典
上田市-工場等設置事業助成金
(参照 2021/12/20)
主に稲作が盛んで多くの田が見られる。しかし、一様にただけでなく畑作も見られる。また、高地には果樹栽培も見られる。塩田平の農業の特徴は、なにより多くのため池による灌漑であるだろう。塩田平という地域は日本でも有数の寡雨地域である。この地図は、塩田平の地形図と土地利用についての地図である。多くのため池が確認でき、ため池の周りでは稲作、山の麓に行くにつれ畑作が多くなっていることが読み取れる。
参考・出典
地理院地図Vector[国土地理院]地形と土地利用
(参照 2021/12/20)
日本有数の寡雨地域であり、内陸性の気候であるため夏は平均気温は高い。冬は気温は低いものの、雪はあまり降らない。また、内陸性の気候によって年較差が大きく、盆地特有の気候によって日較差も大きい傾向にある。日照時間も全国平均より長い傾向にある。寡雨地域であることで、過去には養蚕が盛んになったり、ため池が多く作られたりした。
写真は日照時間に影響される太陽光発電の写真と、ため池の多さを示した地形図である。
参考・出典
長野県地方気象台/長野県の気候
地理院地図Vector[国土地理院]上田市地形
(参照 2021/12/20)
塩田平には生島足島神社や安楽寺、前山寺に代表される多くの寺や、神社があり、それを観光資源として利用している。また、別所温泉という温泉もあり人気の観光地となっている。
写真は前山寺。
参考・出典
[上田市]信州上田観光情報/温泉エリア
(参照 2021/12/20)
塩田平は典型的な盆地であり、かつて湖であった場所が産川や浦野川によって埋め立てられたものと考えられている。また、特徴的な地形として、鴻ノ巣バッドランドが挙げられる。バッドランドとは、「無数のかれ谷が密に深く刻み込まれ急斜面の斜面と、細かなひだが入り組む複雑に発達した水系網を特徴とする地形」(引用)地質を反映した地形[国土地理院]バッドランド (2021/12/21閲覧) である。
写真の黄色くマークされた場所は、鴻ノ巣バッドランドの場所である。もう一枚は、地理院地図3Dの鴻ノ巣バッドランド3D地形である。
参考・出典
>地理院地図Vector[国土地理院]鴻ノ巣バッドランド
上田地域自然電子図鑑/上田地域の地形地質
>地理院地図3D[鴻ノ巣バッドランド]
(参照 2021/12/20)
塩田平と似て、稲作が盛んである。山沿いには畑作も多少見ることができる。塩沢の農業の特徴は何より、稲作がとても盛んであることだ。塩沢は日本有数の豪雪地帯であり、稲作の時期は雪解け水が供給される。塩田平とは違い、ため池はほとんどなく、灌漑の方法としては用水路などで灌漑がされている。
写真をみると、農業用に整備された用水路が見えることがわかる。
日本有数の豪雪地帯であり、降雪が少ない年で約1m、降雪が多い年で約2mにもなる。また、年較差は平均程度で、日較差は小さい。地域としての湿度は、田に囲まれ降水量もあるため、比較的高い傾向にある。豪雪地帯であることで、稲作が卓越し、また、冬の副業として織物である塩沢紬も発達した。
塩沢の観光は、歴史と、雪と、名産の主に3つからなる。
歴史は、過去に三国街道として栄えた塩沢の街並みを再現した、牧之通りがある。写真は牧之通り。
雪としては、スキー産業やなどが挙げられる。高速からアクセス1分など、首都圏からのアクセスが良いことが特徴である。
名産としては、米、酒などが挙げられる。付近の越後湯沢駅には、ぼんしゅ館というお酒を少しずつ楽しめる場所がある。
参考
越後湯沢駅|ぽんしゅ館
南魚沼観光協会
塩田平と塩沢を比較して、もともと塩田、塩沢がもつ地形や気候などが農業、工業に影響していることがわかった。特に農業は塩田には、気候に影響されたため池灌漑があったり、塩沢には豪雪地帯であることを利用した豊富な水資源の利用がある事がわかった。
この比較をすることで、塩田についてさらに深く知ることができ、どのような環境が住んでいる人にどのような影響を与えているかを知れてよかった。