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ため池の必要性

そもそもなぜ塩田平にはため池が必要だったのでしょうか。それは、全国でも有数の寡雨地域であったからです。雨が少なく年間の降水量は890mmであり、稲作をするときに必要と言われる降水量である1000mmを下回ります。そのため、稲作をするためには厳しい土地でした。幸い、土壌は元々塩田平は湖であったことなどから肥沃だったため、水が足りないという課題を灌漑で解決すれば稲作ができました。用水路を使った灌漑などが長野では多いですが、塩田平を流れる川は、どれもたくさんの農地を潤すほどの水量はありませんでした。そこで、塩田平ではため池灌漑という長野県では珍しい灌漑方法がとられています。

参考:ため池のれきし-信州上田|塩田の里|とっこ館
塩田平のため池群と信州の鎌倉ウォーキング|信州の農業資源を巡る旅
上田自然電子図鑑|上田地域の地質・地形

登録日:2022-01-26 投稿者:オガサカ
地区コード上田市
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