上田は南北にそびえる山に囲まれている。 そこで山道に着目し、その様子と特徴、役割について調べていく。 道々の途中の温泉やお店についても紹介をしてきたい。 これからの時期は冬で、雪や凍結も多い山道。冬ならではの特徴まで知ることができたら良い。 自分の車で各所を回り、わからないことなどはネットや資料などで調べる。
★クリップこのサイトでは上田の中でも、特に山道に着目していく。上田は北にも南にも山があり、道がある。
車を走らせ、道草を食べながらいろいろな場所をめぐっていきたい。
有名どころから穴場まで、良い景色を見つけに行きたい。
上田側から美術館へ向かえる県道62号美ヶ原公園沖線から一本南の道で、岳の湯温泉につながる道の始まりの場所である。
ここからいよいよ山道に入っていく。
この先のトンネルを抜けて右折すれば、温泉まで一本道。
岳の湯温泉 雲渓荘までの道を少し行くと右手に見えてくる。
調べてみると、釣りやバーベキューができるところらしい。
今年は終了みたい。
OUTDOOR BASE 武石の森より少し先で発見。
秋だからかなかなかきれいな景色を見ることができた。
川のせせらぎが心地よい。
今日の第一目標地点へやってきた。
人里離れた山の中にある、岳の湯温泉 雲渓荘。
他の温泉よりも少し安い、一回400円で入浴ができる。
風呂場は黒を基調としていて落ち着きがあり、静かな空間での入浴は心身ともにリラックスできる。
入口の赤い橋がとても好き。
ここまでの道は意外にも綺麗で、道幅も程よく広く走りやすかった。
しかし、落石注意の看板が大量にあった通り、小石と思われるものが転がっていたので注意が必要。
雲渓荘までの道をずっと先まで登り、別荘地を抜けた先にある頂上公園。今日の第二目標地点だ。
道中の別荘地の中はかなり複雑な道になっており、着くまでにかなり苦戦した。
気温は1℃。さむい。ちらちら雪も降っていた。
登山口と思われる看板を見つけた。どうやらここから美ヶ原高原美術館へ行けるようだ。
雲渓荘のに方に聞いたが、こことは別に別荘地の道から美ヶ原美術館につながる道が地図上にはあるが、その道は登山道で車は通れないそうだ。
上田側から美ヶ原高原美術館までの山道、美ヶ原公園西内線の途中にある。
ここから西に進むと番所ケ原スキー場があるが、今その先は通行止めらしい。
いつか規制解除されることはあるのだろうか。
でも本日のルートは美術館方面なので関係ない。
楽しい楽しい山道にやってきた。
写真は美術館まで約8kmの地点と、白樺平で撮ったものだ。
この山道は景色はもちろん、先の見えないカーブの連続を走ることが楽しい。
ただ、一か所道が崩れているのか、パイロンで区画分けされている場所があるのでご注意を。
今日の最終目標地点、美ヶ原高原美術館へ到着。
道の駅としても有名である。
気温は0℃。さむい。加えて体がもっていかれるほどの強風が吹いていて寒さが倍増。
ご飯を食べていこうと思っていたが、今年はもう終わりみたいで断念。
それでも上田を見下ろせる景色は綺麗で、心を奪われた。
暖かい時期などはドライブで寄る人も多く、車がある方は寄ってみるといいかもしれない。
美術館へ来たついでに、少し美ヶ原を歩いてきた。
ギリギリ昼食がとれる時間だったので、ふる里館で山小屋カレーを頂いた。昼食時間最後だったのでご飯を少し多めにしてもらえた。
お腹も膨れて時間もあったので、王ヶ頭山頂まで行こうとしたが、あまりにも寒すぎたので美しの塔までで。
道は整備されていて歩きやすいが、石がごろごろしていて疲れやすいので、歩くときはトレッキングシューズなどを用意することをお勧めする。
暖かくなって牛さんがいる頃にまた来よう。
この石みたいな物体はなんでしょう。
正解は牛さんのうんち。
美ヶ原では牛さんが放牧されている時期があるので、いたるところにうんちがゴロゴロと。
放牧時期には間近でかわいい牛さんやポニーが見られる。
運が良ければ目の前でぶりぶりしてくれるかも...?
実際に目の前にするとなかなかシュールで面白いので、放牧時期に足を運んでみてはいかがでしょうか。
鳥居峠は、長野県の上田と群馬県の嬬恋村にまたがる山道である。
今の時期夜間はアイスバーンが起き、灯りもないので危険な時がある。
しかし、昼間で気温が上がっていれば走りやすい道でもある。
上田から温泉で有名な草津方面に行くためには山を越えないといけないが、東御市の方から超えるよりも鳥居峠を通った方が、運転の負担も少ないだろう。
日本百名山である四阿山への登山道もあるが、一般車では入っていけないようなので注意。
鳥居峠は国道なこともあり、路面はかなり綺麗。
道幅は広く、登坂車線もある。
写真は上田側に降りていく途中で、チェーンの脱着ができるようなスペースにて撮ったもの。
以前夜間に通った際、チェーンをつけている車がいたところだ。
写真からわかるように、昼間でも標高が高いので雪が残っている。
これから冬本番、もし通行することがあるならば、夜間と早朝は特に注意が必要だ。
鳥居峠を上田側に下った先、あるいは上田側から上って菅平口の信号を右折してすぐにあるお店。
おやきや団子などが売っている。
かぼちゃのおやきとみそぽーくまんを買って、お団子もいただいてしまった。
おやきを食べることは初めてだったが、手のひらサイズ一つでも満足感がかなりある。
お店の方と少し話したが、なんでも長野大学の近くで作っているらしい。
鳥居峠を上田側に下りていくと、県道182号線 菅平高原線とぶつかる。
12月1日~3月31日まで通行止めとなる。
菅平に行くのであれば、もう少し下れば国道で楽に行けるので、通行止めになっても不便になることはあんまり無さそうだ。
しかし、地図を見てみると「平塚らいてうの家」が。
気になるので、暖かくなって通れるようになったら行ってみたい。
上田の降水量が少ないために、昭和41年から昭和43年にかけて建設されたダム。
菅平発電所もともに建設された。
あまり水が貯まっているようには見えなかったが、降水量が少ないからなのだろうか。
長野県公式HPによると、5月初旬ごろに満水になり、放流も運用開始から10数回程度しかしていないそう。
全国でもまれな利水ダムということで、発電や灌漑に使われている。
このつぶつぶは何でしょう。
なにやらとても艶がある...
誰かが麦チョコでも落としたのでしょうか?
正解は鹿さんのうんち。
まーたうんちです。
上田には二ホンジカがたくさん生息しているので、彼らのでしょうか。
自然の多い山道では、しばしばシカを含め野生動物が出没する。
走っていてもお構いなしに道路を横断することも。
暗い時間帯は特に気を付けて、事故の無いように。
上田から地藏温泉に向かう途中にある温泉。
今日は立ち寄っていないので以前の写真。
何といってもこの温泉、露天風呂が広い。
昼でも夜でも、自然の中でゆっくりくつろげる。
内風呂も綺麗で、おいてあるシャンプーも香りが良い。
レストランもあって、なかでもピザは焼き立てを食べられる。
上田の温泉はかなり行っているが、そのなかでも一番おすすめの温泉なので、ぜひくつろぎに行ってみてほしい。
県道35号長野真田線 新地藏峠は、真田と長野市を結ぶ山道。
写真は撮れるような場所がなかったので文章だけで。
この峠には、進行方向を180度変える「ヘアピンカーブ」と呼ばれるカーブを始め、きついカーブが点在している。
加えて高低差もあるので、かなり走りがいのある峠になっている。
道幅も狭くはないので、山道を楽しむには十分。
夜間、この道も凍結することが予想されるので注意を。
上田ではないが、地藏峠つながりで。
地藏峠を長野市側に下りていくとたどり着く。
とにかく綺麗な温泉。
行った時間帯は2時くらいだったが、窓から入る光が風呂場の湯気を照らしていて神秘的だった。
内にも外にもたくさん木材が使われていて、ほのかに香る木の匂いに癒される。
レストランや図書室など、風呂上りに休める場所も。
美ヶ原へのアクセス方法はいろいろあるが、上田側からだと美ヶ原公園西内線を通るか、白樺湖からビーナスラインを通るかになるだろう。
冬季はこれらの道路は通行止めになってしまうが、ある道を使えば美ヶ原まで行くことができるのだ。
いざ、冬の美ヶ原へ。
2021ビーナスラインの通行止め情報
https://www.venus-line.net/wp-content/uploads/2020/10/64f68c5e9c36db96d0eb29ed5cf7d3f8-1.pdf
長野県道178号は冬季通行規制の無い道路だ。
この道は通行規制の無い分部のビーナスラインにつながっており、冬でも美ヶ原にアクセスすることができる。
道は広いところもあれば、幅員が狭い場所もある。
狭いブラインドカーブでは対向車が来ないか特に注意が必要だ。
県道178号沿いにあるらしい滝。
後から滝があることを知ったが、もしかしてこれのことだったのかな?
岩がゴロゴロしている野々入川は見られた。
美ヶ原に向けて上っていくと、いよいよ冬らしい道になってきた。
こんな道でもよく走れる、スタッドレス様様だ。
県道178号を登りきると、冬季通行規制のかかっていないビーナスラインにぶつかる。
除雪がしてあるので、比較的安心して通行ができる。
しかし、端に雪がたまっており、通常より狭くなっているので注意。
昼間でも一部凍結路面もあり。
一面の銀世界に圧倒されてしまう、雪の美ヶ原。
空気もより一層澄んでいるように感じる。
トレッキングシューズでも意外と歩きにくい。
雪は硬めでずっしり感があり、木も雪がこびりついて重そうだ。
広大な美ヶ原で一人お昼を食べる、新鮮な体験もできた。
雪道を走れる自信がある人は防寒対策をしっかりして、冬の美ヶ原を訪れてほしい。
現地でしか味わえない自然の美しさに圧倒すること間違いなし。
雪の降る山道では、しばしば枝が落ちていたり、木が折れたりしている。
なぜでしょう?
それは雪が積もり、その重さで折れてしまうから。
前の記事のように重たい雪がこびりついてしまうから無理もない。
道路上には小さい枝や、写真のような中くらいの大きさ、さらにはもっと大きなものも。
山道を運転する際はこれらにも気を付けたい。
冬の山道は通行規制がされる場合もあるし、されない場合もある。
その違いは何だろうか。
規制は降雪による雪崩や落石の危険や、事故が起こる可能性が高くなるなど、交通の危険防止のために行われる。
県道178号がビーナスラインや美ヶ原公園西内線のように規制が行われない理由を考察してみた。
全ての道を走行してみて分かることは、道の狭さこそあれ178号が美ヶ原まで最短で登れる、かつキツいカーブが少ない道であることが分かった。
地図で178号と他の道を見比べてみると一目瞭然だ。
観光資源としての美ヶ原へのアクセスのため、相対的に危険の少ない道を通れるようにしているのだろう。
色々な山道を通ってきてわかってきたことは、町から町へ通り抜けるための山道と、ドライブスポットとしての山道に分けられることだ。
通った道の例を挙げると、前者は鳥居峠や新地藏峠が当たる。しかし、新地藏峠に関しては真田町やそれより北の地域から長野市に行くときは近道になるが、上田市街地からなら街中を通った方が近道になる。
後者は、美ヶ原公園西内線・長野県道178号・ビーナスライン、記事には上げていないが室賀峠等が挙げられる。
平地の道路網が発達するにつれ、走りにくく時間のかかる峠道の使用率は減り、廃道化の進む道が出てくるのだろう。
上田側から美ヶ原へと向かう際に使うのが美ヶ原公園西内線。
この道には本格的な山道に店という店はなく、登り口に武石観光センターがあるだけである。
それに対し、諏訪方面からビーナスラインを通って行くと、霧ケ峰・白樺湖を中心に数々の店や温泉、ホテル等楽しみがある。
道路を比較してもビーナスラインのほうが走りやすく、知名度も高い。
そのため、上田側から美ヶ原に行こうとした際に、走りにくく楽しみも少ない美ヶ原公園西内線を選ぶより、白樺湖→霧ケ峰→美ヶ原のルートを選ぶ人が出てくるだろう。
せっかく上田から美ヶ原につながる道があっても、以上の理由で使われる頻度が少ないのならもったいないと感じる。
美ヶ原公園西内線は、美ヶ原に至る道と松本に至る道がある。
しかし、松本方面への分岐地点である武石観光センターあたりに、通行止めの看板があるため、通り抜けはできなそうだ。
そもそも単に松本方面に行きたいだけなら、北側に国道254号線が通っている。
わざわざ狭いこちら側を通る必要がない。
ちなみに、武石峠あたりから国道254号へつながる道があるが、年中通行止めである。
美ヶ原方面の道には、路面状況の悪い箇所、道幅の狭い箇所などが見受けられる。
加えて、冬季は通行止めになる。
前の投稿で、上田側からは白樺湖の方を通っていくのではないかと投稿した。
こちらは県道、あちらは国道なので無理もない。
以上のことを考えると、今現在この道の利用価値は限られていそうだ。
上田から菅平に行きたいのならば、この交差点を左折して国道406号に乗ることで行くことができる。
この道をずっと行くと、途中で以前紹介した菅平ダムの横を通り過ぎる。
また、右折をすると鳥居峠やなかざわを通る、嬬恋方面の道になっている。
上田側から国道406号に乗ってすぐ、チェーン脱着ができるようなスペースで撮影。
時刻は11時くらい。
除雪がしっかりされていて、冬用タイヤならば楽々通行ができる。
除雪された雪が端に固まっているので、非降雪時と比べると道幅は狭くなっている。
しかし、もともとの道幅が広いので、対向車とのすれ違いに問題が出ることは無さそうだ。
菅平高原は上信越高原国立公園に属し、冬の寒さが厳しい土地。
数多くのスキー場があり、冬季はウィンタースポーツを楽しめる。
県道34号長野菅平線が冬季通行止めとなり長野市からのアクセスはできないが、国道406号を使い上田市・須坂市からのアクセスが可能となっている。
こちらは須坂側の様子。
写真から分かるように、路面に雪が残っている。
この日は上田から上って須坂に下り、帰りは須坂から上田にという感じで走ったが、須坂側は明らかに路面上の雪が多かった。
道幅は上田側と比べると若干狭いように感じられた。
晴れていたこともあり、まるで天に繋がっているかのような景色が見られた。
厳しい寒さで有名な菅平だが、冬場のアクセスについて考えてみる。
前の記事で書いた通り、冬季は県道34号が通行できなくなる。
そのため、長野市から直通で菅平に行くことができず、須坂のほうまで迂回しなければならない。
また、国道406号は通行止めが無いとは言っても、須坂側は勾配がきつくヘアピンカーブも多いため、お世辞にも走りやすいとは言えない。
対して上田側はきついカーブが少なく、雪量も比較的少ないので、アクセスがしやすい。
雪道において走りやすい、不安要素が少ないことは、明らかな上田側のメリットである。
山道繋がりで、よく遊びに行く白樺湖の紹介をする。
この日は湖の上にも雪が積もっていた。
白樺湖は茅野市の山の上にある湖。
周りには温泉やホテル、遊園地、少し変わった雰囲気のリゾートローソンなどがある。
冬にはスキーも楽しめる。
そんな白樺湖からはビーナスラインに乗って、諏訪湖や霧ケ峰、車山、美ヶ原に行くことができる。
季節によって違った楽しみ方ができる、おすすめスポットだ。
ビーナスラインは冬季通行止めの対象だが、一部通行ができる場所がある。
通ってみるとかなりコンディションの悪い場所が点在していて、景色を楽しむ余裕がないほど。
ボコボコの路面に除雪で狭くなった道、アイスバーンがあると思いきや、軽くスタックするほど雪が溜まっている場所も。
積もったばかりの雪は強風で舞い、軽くホワイトアウト状態。
楽しくドライブができる道は、一瞬も気の抜けない道になっていた。
これはこれで楽しめるのだが、もし行くことがあるのなら霧ケ峰のライブカメラをチェックしたり、天気のいい日に行くことをオススメする。
色々な山道を走ってきて、特に雪道の状況の違いがあるなと感じた。
国道406号なら、上田側はアスファルトが見えるくらい除雪・融雪していたのに対し、須坂側はほぼ白一色だった。
この場合は北側である須坂の方が降雪量が多い、カーブが多く除雪のしにくい等の理由があるのではないか。
同じような時間帯に通っても、ある場所は凍っていて、ある場所は路面が乾いていることもあった。
その日その日の天候や気温、高度、山の北側か南側かなど多くの要因が複雑に作用しあっているため、違いの法則性を見つけることは難しそうだ。
以前、山道は抜け道とドライブスポットの二つに分けられると投稿した。
その後もいくつか山道を巡ってみて、もう少し細分化できるのではないかと考えた。
種類・役割は、
・抜け道、近道としての山道
・ドライブスポットとしての山道
・観光地へのアクセスのための山道
・交通網の発達により使用意義が無くなった山道
・生活に必要な山道
の五つに分けられるのではないかと考える。
この後の記事で一つ一つ詳しく説明する。
名前の通り、その山道を通ると近道になるような山道。
上田周辺だと国道143・144・254号なんかはそうだろう。
例えば、144号なら東御・小諸・軽井沢から上るよりも早く、簡単に嬬恋方面へ抜けられる。
254号なら松本へのアクセスが容易になっている。
真田に住む人からすれば、県道35号も長野市への近道になるだろう。
長野県は平地より山地のほうが多い関係上、平地を伝うより山道を作った方がいい場合がある。
どの道がドライブスポットになるのかは個人差がありそうだが、多くの人がドライブ目的で通るような山道。
例を挙げるとすると、ビーナスライン・美ケ原スカイライン・浅間のチェリーパークラインなどが当たるだろうか。
多少観光の面と被るところもあるが、ドライブ目的で訪れる人は一定数いる。
ドライブスポットとしての山道は、山の多い長野の利点をよく生かしていて、良い魅力の伝え方だなと感じる。
写真はビーナスラインとチェリーパークライン。
ドライブスポットと多少被る面もあるが、より観光色の強い山道。
主に登山やウィンタースポーツ、キャンプなど山でのアウトドア活動をするのに必要不可欠な道である。
国道406号やビーナスライン、チェリーパークラインなどが該当するだろう。
冬季は観光客が訪れやすいようにする為か、よく除雪がなされていることも特徴として挙げられる。
美ヶ原のように通行止めがされていても、どこかしら一本は通れるようにしてアクセスを可能としているところもある。
写真はビーナスラインの車山登山道入り口。
過去にはよく使われていたが、今ではあまり使われなくなった山道など。
今ではだいぶ国道や県道が整備されていて、下手に細い山道を通らなくとも移動ができるようになっている。
中には廃道化が進んだり、災害で通行止めになったとしても復旧が遅かったりする道もある。
最後は生活するのになくてはならない山道。
山の上に家や畑、工場がある場合に必要になる道だ。
県道186号が通る、長大の裏の山の道が分かり易い。
夏に一度訪れたが、山の上には畑や家屋が立ち並んでいた。
他の場所からこの山道を通ることはそうそうないとは思うが、この地域で生活をしている人にとっては必要不可欠な道だ。
自分が気づいていないだけで、その地域に住んでいる人にとって欠かせない山道は多そうだ。
色々な山道に赴いて、それぞれの道が持つ特徴を調べ、比較することは楽しいものだった。
何度も行っている道や、キュレーションのために行った道もあり、信州上田学Aを受講していなかったら行かなかったであろう道もあった。
暖かい時期であったら車の道だけでなく、登山もしてその比較もしたかったのだが、それは叶わなかった。
上田周辺も含め山道は各地にあり、それぞれに特徴があると考える。
この先もここで学んだように、山道に限らず実体験や比較から特徴を捉え、それらの持つ役割を見つけていきたい。