このサイトでは日本三大紬である上田紬についての記事を書いていきます!(たまに違う上田名物についても書くかも…) 上田紬を軸に上田をもっと活気ある街にできるようなイベントなども考えたいと思っています。よろしくお願いします!
★クリップ写真1枚目は紬糸を染色する作業場です。
今回見学させていただいた小岩井紬工房さんでは染料に化学染料とりんごの木を使っているそうです。手前のバケツに入っているのが染料になるりんごの木です。
写真2枚目は紬糸の原料となる繭です。
もともと上田紬は生糸にできない質の悪い繭から作った紬糸を使った、庶民が着るための服でした。しかし今では手作業で紬糸を紡ぐほうが逆にコストがかかってしまうため、昔のような手軽さはなくなってしまいました。
小岩井紬工房さんでは様々なものが機織機を使って手織りで作られていました。
写真1枚目は反物を織っているところです。現代向けにカラフルではっきりとした色遣いになっています。
写真2枚目は珍しいものを織っている様子です。なんとこれ、銅線を編んでいるそうです。接地網と呼ばれるもので、同じく上田にある日置電機さんに卸しているとのことでした。
縞柄・格子柄が上田紬の特徴です。また丈夫さも特徴の一つで、裏地を3回取り換えるほど丈夫であるということから「三裏縞(みうらじま)」という別称もあります。
りんご染めの糸で作られた上田紬です。黄色からグレーに近い色まで、りんごの品種によってその色は様々です。商品名にりんごの品種が書かれているものとそうでないものがありますが、書かれているものはその品種のみで染められたものでそうでないものは何種類か混ぜて染められたものだそうです。
りんごという長野県の特産品を染料に使うことで、上田紬が長野県のものであると強調することにつながっています。
上田紬を日常的に使ってもらえるように様々な小物を製作しているそうです。ネクタイや印鑑ケースなどが人気だそうです。最近ではマスクも製作されており、上田紬は時代に合わせた進化を遂げています。
着物を着る機会が減った今、上田紬だけでなく着物業界全体が厳しい状況にあります。お土産用の小物制作やワークショップだけでは収入につなげることも普及することも難しいのが現状です。藤本つむぎ工房の佐藤さんは、この現状を打破すべく着物の着方のイメージを変えていく必要があると言います。昔のものが現代人の体型に合わないこともあるため、現代風に少し着崩してみたり、様々な紬を組み合わせてリメイクしたりといった工夫でもっと紬が日常的なものにすることが、上田紬が生き残る活路になるかもしれないとおっしゃっていました。
写真は今回取材させていただいた藤本つむぎ工房さんです。
今回工房見学をさせていただいた小岩井紬工房さんです。
上田観光会館にはたくさんの上田みやげがあり、その中には上田紬を使った小物も売られていました。面白いと思ったのは小銭入れならぬ「ドル入れ」です。外国から来た方向けにもてにとってもらえるような工夫であると感じました。
上田駅前の通りを登ったところにある着物店、ゆたかやさん。ここでは上田紬のレンタルをしているということで、実際に着て上田を散策してみました。
丈夫であるのが特徴ですが、肌触りはそこまでゴワゴワしていませんでした。シンプルなデザインなので少し派手な帯でもしつこくなり過ぎないのがいい感じです。
天神商店街にある甘味処。落ち着いた雰囲気の木造の店内ではかき氷をはじめとしたスイーツやソフト麺定食などの食事が楽しめます。
今回私が食べたのはチーズ焼ミートです。こんがり焼かれたチーズの下には熱々のミートソーススパゲッティ!トッピングにはブロッコリーかマシュマロが選べますが、おすすめはマシュマロです。焼きマシュマロのやさしい甘みはチーズとの相性抜群です。
上田城では紅葉がピークを迎えました。もみじが真っ赤に色づいていてとてもきれいでした。写真は本丸跡で撮影したものです。みなさんもぜひ足を運んでお気に入りの紅葉スポットを探してみてください。
海野町商店街にある行列の絶えないお店。名物は志゛まん焼き。出来立て熱々の志゛まん焼きはあんこもクリームも薄めの皮にたっぷり詰まっていてとてもおいしいです。1つ80円という安さも魅力の一つ。10個以上買っていく人もいる、言わずと知れた上田の名物です。
上田城から市役所方面に歩いて約10分のところにある小さな公園です。滝と紅葉が織りなす風景はまるで京都を思わせるような雅な雰囲気が漂わせていました。街歩き一番のお気に入りスポットです。
今回は「上田紬」をテーマに街歩きをしました。
上田紬に関わる方々にお話を聞いたり、体験したりすることを通して上田紬の魅力を知り、今後につなげていくためです。
市街地に突如として現れる、古風な街並み。北国街道柳町です。歴史を感じる建物が連なるこの通りは実はグルメストリート。どのお店も派手な看板があるわけではありませんが、ゆっくり歩いて、自分で素敵なお店を探し出すのも楽しいかもしれません。
柳町にある、上田市の名産品を使った商品を開発・販売しているお店。人気商品は、上田産のリンゴ「真田REDアップル」を使用したアップルたまごタルト。パイ生地の味のがあまり強くなく、リンゴのおいしさを感じられるタルトです。
天然酵母パンの先駆けとして有名なお店。暖かい色の照明で照らされた店内は、お店というより工房のようで、どことなくホッとするような雰囲気。今回はスコーンをいただきました。ナッツとベリーが入ったシンプルなスコーンでしたが、とてもおいしかったです。おまけにつけていただいたパンも天然酵母ならではの味わいでした。
別所温泉駅から温泉街を登っていくと左手に現れる北向観音です。本堂が北を向いているというのは全国的にも珍しいとされています。現世利益を願う北向観音と、未来往生を願う長野市の善光寺の両方に参拝するとさらに良いとされています。
本堂へ向かう道の石畳や和傘が和の雰囲気を醸しだしており、紬で歩けば気分が上がること間違いなしです。
北向観音へ向かう道にあるジェラート屋さんです。おいしそうなジェラートがたくさん並んでいて、どれにしようかかなり迷います。今回は紫いもと宇治抹茶を選びました。濃厚でとてもおいしかったです。クレープやタピオカドリンクもありました。街歩きに甘いお供はいかがですか?
北向観音の参道にある小さな竜。実はここから出る温泉は飲むことが出来るんです!訪れたときはあまり出ていませんでしたが、皆さんが行くときには出ているかも?ぜひ見つけてみてください。
別所温泉駅のすぐ近くにあるお店です。お土産の販売や軽食の提供をしています。信州の地酒や上田にまつわるお菓子などが売られており、ここに来ればきっといいお土産と出会えます。
軽食処はカウンター席と温かみのあるいろり風の席があり、おやきや団子、今の時期はおしるこなども楽しめます。