座繰り製糸

座繰り製糸

シルク王国の生き残り、老工女が支える10釜の座繰り製糸工場。67歳から82歳の13人の工女で超高齢化工場だが早い手さばきで糸を取っている。国用製糸を支えた老工女たち。「家にシコっている(①うずくまる②かかむ③じっとこごまる(かがむ)の意味)より、こうして糸を取っているほうがよっぽど楽しい」と。下諏訪町の座繰り製糸工場昭和興行(株)。昭和4(1929)年からの世界恐慌を境に製造業は没落の道をたどり戦後は精密・電子・ニット業などに転換する工場が相次いだ。昔ながらの座繰り機械で操業を続行する工場は、当時全国でも下諏訪と岡谷の5~6社だけと言われた。この年の秋には町内の座繰り製糸工場は2社に減っていた。

登録日:2021-04-01 投稿者:下諏訪町立図書館
撮影場所曙町
撮影年月日平成1年1月12日
撮影(西暦)1989年
色調カラー
所蔵者市川一雄
参考文献すわ湖の町の平成元年 4p
地区コード曙町
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投稿者下諏訪町立図書館
管理番号864
カテゴリ名産業・製糸
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